報酬や脅しで子供を操ろうとしてもダメ.大人もね.
「自分の意志に反して賛同した者は元の意見を持ち続ける」と,サミュエル・バトラーが書いたのは300年以上前のこと.これまでに社会科学者は,「人は外部から強い圧力を受けずにある行為をすることを選択すると,その行為の責任は自分にあることを認めるようになる」ことを明らかにしている.
ロバート・チャルディーニ著「影響力の武器」で紹介されている実験では,小学校の児童を2群に分けて,あるロボットで遊ばないようにと,一方には脅しをかけて(遊んだら物凄く怒るからと伝える),他方には諭して(遊