見出し画像

ライトクラシックコンサート

 福岡出張の翌日、多少疲労が残るものの以前から取っていた「ライトクラシックコンサート~スペース・ファンタジー・クラシック~」に参加することに。自治体が共催するコンサートで子供から大人まで参加できるという趣旨のコンサート。新宿が主催だが、新宿文化センターが大規模修繕で使用できず。そこで東京オペラシティーコンサートホールにて開催。渋谷区の施設をお借りするのかと思っていたら、東京オペラシティーは新宿区とのこと。それはびっくり。同じ敷地の新国立劇場は渋谷区だそうだ。

 少し早めに到着するとまだ開場前。1階に戻り「ル・パン・コティディアン」でお茶をしながら時間を待つ。席が空いていたので入っただけだったが、とても雰囲気の良いお店で、次回は食事もしてみよう。

オーガニックアイスティー

 行く前はあまり理解していなかったが、素人向きにうまく企画されている。1曲ずつの時間は短く、クラシックだけでなく、映画音楽なども組み入れられており、とにかく飽きない構成。実際、2時間弱、本当にあっという間だった。
 東京フィルハーモニー交響楽団の管弦楽は心地よく、また次の機会にも聴いてみたいと思った。しかも日本最古のオーケストラとのこと。今後も注目していきたい。
 印象に残った曲としてはワルツ「天体の音楽」。とても心地よく、体が動き出しそうになってしまう。全体のバランスも最高で、耳心地も良かった。後半の映画音楽の中では「ムーン・リヴァー」。もちろんよく知る曲だが、オーケストラの生演奏は全くの別格。音量はあるものの体の力が抜けていく感じだった。本当に耳以外の感覚をシャットアウトしたくなった。
 最後の曲は「スター・ウォーズ」。ずるい😁盛り上がらないはずがない。そして拍手の中でアンコールの1曲。もうこれ以上の盛り上がりはないからやめておけばいいのに、と正直思った。そして最後は「E.T.」のテーマ。十分トリが務まった。

 本当に満足の2時間。オーケストラはこれまで聴いてこなかったが、今後機会を作っていこう。

◆出演
指揮  :大井 剛史
ソリスト:川越 未晴(ソプラノ)、寺田 功治(バリトン)
管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団
司会  :大村 絵美
◆曲名
モーツァルト作曲 歌劇『魔笛』~序曲/~夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
ワーグナー作曲 歌劇『タンホイザー』~夕星の歌
ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ワルツ「天体の音楽」
リンケ作曲 喜歌劇『フラウ・ルーナ』~夜のとばりが降りるとき
ホルスト作曲 組曲『惑星』~木星
R.シュトラウス作曲 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』~冒頭
マンシーニ作曲 映画『ティファニーで朝食を』~ムーン・リバー
宮川泰作曲 映画『宇宙戦艦ヤマト』~白色彗星/テーマ
ハーライン作曲 ミュージカル『ピノキオ』~星に願いを
レーモン・ルフェーブル作曲 「夜間飛行」
ジョン・ウィリアムス作曲 映画『スター・ウォーズ』~メインタイトル
アンコール;映画『E.T.』

2024年9月1日(日)、登世子と。東京オペラシティーコンサートホールにて。

いいなと思ったら応援しよう!