【病院で働くということ】・・・Vol.13:不平・不満ばかりのひととの付き合い方
現状に不平が多く、周囲に不満ばかりぶつける人、周りにいませんか。
そういう人のほとんどが自分で問題を解決できない人だと思います。
自身に問題解決能力がないことはもちろん、その方法を探す努力も持ち得ない人です。
誰もが自分に降りかかる問題や課題のすべてを自分ひとりで解決はできません。仮に周囲に不満を聞いてもらって周囲の助けにより解決につながることはあっても、多くの不平・不満は単なる愚痴で終わることが多く、それを受け止める人は相応のエネルギーを奪われます。
管理者や上司はその様な意見を聞きながら、問題の本質がどこにあるかを速やかに捉える必要があります。不平・不満を言っている人が、ただ愚痴を聞いてもらいたいだけなのか、なにか自分なりに解決策を考えようとしているのかを見極めないといけません。
ただ人やシステムの不備をあげるだけで建設的な解決策は出てこない場合や、一方的に片方を悪者にするだけでは問題の解決にも、不平・不満の解消にもならないことは確かだと思っています。
「ではどのように改善すべきか?」
「あなたならどうしたらよいと思うか?」
ひと通り溜め込んだ思いを聞いた後に一緒に現状を変えていくことを提案しながら解決を探っていくことが大切です。
でもこれがとても難しいんですが…(泣)。