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真夏の台湾を2週間かけて縦断してきた🇹🇼(台中、嘉義、台南、高雄)

2024年7月に約2週間かけて台湾縦断してきました!

いやあ、真夏の台湾は本当に灼熱だった。一度外に出れば最後、全身の汗腺という汗腺から汗が吹き出し足元に琵琶湖が出来ます。

暑そうな一枚

助手のパステルは
台湾帰国子女かつ台北留学歴もあり、
台湾は第二の故郷。

ということで今旅のコンセプトは
"台湾のマイナーエリアを回ろう"

メジャーな台北は外して台湾南部を中心に旅してきました。

赤丸が宿泊したエリア

大まかな旅程は上記写真の通り🚃

台北の桃園空港に到着した日にそのまま台中まで電車で移動。その後は台中→嘉義→台南→高雄→小琉球と回りました。

ウミガメの楽園、小琉球の旅日記はコチラ↓

♦️台中

朝からベトナム→✈️台北→🚃台中まで移動し、
ホテルに着いたのはすっかり夕暮れ。

桃園空港から直接台中に行けば良いものの、
一度台北に戻ってから台中に向かうという
謎ムーブを早速かました2人(1時間半のロス)

さあ待ちに待った台湾グルメ旅の始まり!
空腹のファンファーレが鳴り響いています。
初日は徒歩圏内の忠孝夜市に行きました。

「台湾と言ったら小籠包♪  小籠包と言ったら夜市♪」(脳内1人マジカルバナナ)

忠孝夜市はとてもコンパクト。端から端までゆっくり歩いても5-10分程度で、フード中心のローカルな夜市です。

一通りみて風情のある屋台にロックオン。

このローカル感が堪らないッ!
台湾の中国語は難解な漢字が少ないので、
読めなくても何となく意味がわかります。

初日は小籠包+酸辣湯で無事勝利🏆
小籠包は当たり外れがあるイメージだったけど、
箸で皮を割った瞬間から肉汁が泉の如く湧き出してきて本当に美味しかった。

でも席が調理場目の前の席しか空いていなかった(写真左奥)。調理熱が銀盤テーブルにダイレクトに伝わってテーブル自体が熱々。いたるところから熱気に襲われ全身汗だく。さっきホテルでシャワーしたのに!

翌日はホテルの自転車をレンタルして雨の中、台中市内を文字通り1日かけて巡ったけど割愛。

とても疲れた。

こちらは「宮原眼科」。ん、眼科!?

台中にある宮原眼科は、台湾が日本の統治下にあった1927年(昭和2年)に建てられました。当時は元々日本人の眼科医・宮原武熊氏が開業した本物の病院でしたが、戦後、宮原医師が日本へ帰国後に閉鎖され、数十年間そのまま建物だけが残されました。この歴史的な建造物を、パイナップルケーキで有名な日出グループがリニューアル。スイーツ店「宮原眼科」として台中駅前によみがえることになりました。

ちゃんと眼科院だった時のレンガ壁も残っています。

スイーツ店としてリニューアル後は人気が鰻登り。いまや台湾を訪れる日本人観光客にとって絶対押さえておきたいスイーツ店に。

趣きある外観から一歩足を踏み入れると、目の前にハリーポッターの映画のようなファンタジックな空間が広がり、フロアには美味しいスイーツやアイスクリームの数々が。インスタ映えのスポットとして台湾人にも人気です。

閑話休題ニャ

♦️嘉義

台中から各駅停車で1時間。
続いてやってきました嘉義!

嘉義は北回帰線が通過しており、
夏至の瞬間に太陽が頭の真上に上がります。
そのため太陽の下に立っても影ができません。
(=太陽が近い=暑い)

嘉義にやってきた理由はただ1つ、
阿里山森林鉄道に乗るため!
富山の黒部トロッコ電車を約3倍スケールにした感じです(黒部トロッコは約20km)。

阿里山森林鉄道とは、1899年、木材を運ぶ目的で日本人によって建設されたもので、全長が71.4km。海抜30メートルの嘉義から一気に2,216メートルの阿里山まで上る途中には47のトンネルと72の橋梁があります。また、車窓からは熱帯、亜熱帯、温帯、寒帯と移り変わる植物や美しい山脈と渓谷が観賞できます。

嘉義駅
たまに飛びたくなります

嘉義駅到着後、翌日の阿里山森林鉄道の
予約のために切符カウンターへ。

そこで衝撃の一言が
「明日は行きの切符はあるけど、帰りはないよ」

ガーン…。
膝から崩れ落ちて地下10メートルまでめり込んだら温泉が沸きました。

もちろん標高2000Mと山間部で野宿するわけにもいかず、阿里山行きを断念!

台湾のマスコットキャラ
名前なんだっけ

阿里山に行くために嘉義に寄りましたが…
長旅で正直かなり疲れが溜まっていました。

仕事や旅程計画、英語、ブログ編集等、
諸々やらなければいけないことを
消化するためにも一旦休息することにしました。

結果、嘉義でリフレッシュできて良かった🍃

嘉義といえば「雞肉飯(フォージーロウファン)」七面鳥の肉を用いた、嘉義で有名な軽食1つです。

第二次世界大戦後 、台湾に駐留した多くの米軍(米国空軍)が七面鳥を持ち込んだ後、台中近郊の養殖業家から七面鳥が大量に繁殖した。台中近郊は戦後、様々な食材が不足していたため、一般の人が鶏肉を食べるのは容易ではなく、七面鳥ならニワトリよりも栄養価も高く、値段も安い。そして、煮込み豚肉かけご飯(滷肉飯)が、雞肉飯の料理に似ていることを思い付き、地元の屋台で七面鳥を並べて、軽食の食材として使ったのが始まり。

wiki より

写真撮ろうとしたら既にお茶碗が空っぽになってました。不思議なこともあります。

さてお腹が減ったので夜市にいきましょう。

こちらは台湾の屋台名物の1つ
牡蠣のオムレツこと蚵仔煎(オアチェン)

蚵仔煎とは、台湾式の牡蠣入りたまご焼きのこと。小粒の牡蠣を鉄板などでジューッと炒め、粉漿(生地)をたらし、たまごや小白菜を加えて焼き上げたら、熱々のところに甘辛いタレをとろり。

人気店で結構並びました。
イートイン(といっても青空席)は長蛇の列。テイクアウトして近くの公園で合掌🙏 熱々で美味しい〜!

また別の日の夜、
小腹が空いた時にみつけた唐揚げ屋。

看板の自信あり気な鶏さん、やけにボロボロ。
その原因は数分後に判明しました。

猫しゃん😺💫

そう、看板猫の爪とぎに使われてました。
店長はにこやかに見つめています。
あえて看板をそのままにしているあたり、
台湾人の優しさを感じます。

嘉義は食事以外は引き篭もりで作業。
陰キャの実力を遺憾無く発揮しました。

さて気を取り直し、
次なる目的地は台南。

♦️台南

台湾で最も早く開発され、今でも歴史的価値のある史跡を多く残す古都、台南。人口は189万人と大都市ではありますが、レトロな雰囲気と南国らしいゆったりとした時間が流れていることから、国内外の観光客から人気を集めているエリアです。

台南駅 

プラットフォームに降り立った瞬間から
どこか懐かしい、昭和レトロな雰囲気。
昭和知らんけど。

台南は台湾で最も早くに開けた場所であり、
かつて 最初の首都が置かれた町 でもあります。

神社の境内には狛犬が(シーサー?)
中国+琉球の雰囲気⛩️

1624年に行政府が置かれてから
1885年に首府(首都)が台北に移されるまで、
台湾の中心地として栄えました。

また日本の統治下にあった
1895年から1945年までの50年間は、
当時の台湾政治の中心は台南でした。

現在でも当時建設された建物が数多く残っており、日本人にとって懐かしい風景が見られることも特徴です。

レトロな雰囲気漂う映画館。
映画ポスターは全て手書き。

「青春18」という日本&台湾の合同制作の映画がちょうど上映されており、気になる2人。上映スケジュールを確認しますが、見方がいまいちわからない。

映画館の前をウロウロしていると、通りすがりの英語も中国も話せるおばさまに色々と教えて貰いました。そして結局行かなかった笑。

郵便受け

ハイ出ました。
2度目の登場、小籠包+サンラータン。
サンラータンは梅風味で酸味増し増し。

夏バテの時ってなんで酸味・辛味を欲するんでしょうか。冷やし中華とか韓国料理とか。誰か教えて〜!

夜の散歩中に見つけた面白い屋台
「ヨウコソドウゾ」
「重寿司(オモサスシ)」
「生魚片」
「地面上で最も強いだ」
こんな感じで街中の所々に日本語が。
たまに間違っててカワイイ。

台南住みの年配の方は
日本語を話せる方もチラホラ。

♦️高雄

高雄MRT  美麗島站(駅)

次の目的地は、台湾第二の都市、高雄!
実はここ地下鉄の駅なんです!
世界最大のステンドグラスアート「光之穹頂 Dome of Light (光のドーム)」でステンドグラスが 4500枚も使われています。

アメリカの旅行サイトで、世界で二番目に美しい地下鉄の駅に選ばれています。

高雄駅には漫画カフェとかメイドカフェなんかもあったりして、コスプレイベントの準備中でした。

高雄はモダンカルチャーも豊富に取り入れつつ、交通網も発達していて、当世風の都会です。

歩くパステル

台中→嘉義→台南→高雄と南に行くにつれて更に灼熱に🔥太陽が2個あるんかってくらい日差しが痛かった。

高雄は台湾第二の都市と言われるくらい経済的にも発展していますが、日中はあまりの暑さに人をみかけません。そんな中、どでかいバックパックを背負って歩くのは正気の沙汰ではないです。

お店も夕方から営業ってとこも多いみたい。
美容院が夜なのに満室だったり。
大人も子供も夜行性になるのは仕方ないです。

個人的これぞ台湾料理!
鴨血スープ、魯肉飯、青菜炒め
こういうのでいいんだよ〜
の詰め合わせセット。
美味しくないわけがない🤤

見返してたらお腹空いてきた…

高雄の夜市「六合夜市」にやってきました!

これまで台北の夜市はいくつか巡ってみましたが、六合夜市が暫定1位です(2024年8月現在)。今のところ台湾再訪予定はないので暫く首位の座をキープするでしょう。

「六合夜市、最高!!」

その理由も紹介していきます!

⭐️1. 道幅も広い歩行者天国。広いテーブルも並んでいてゆっくり食事ができる。

台北の屋台は混みます。

ただでさえ暑いのに、熱気ムンムンの混雑の中まわるのはちょっとしんどい。人混みが苦手な私にはこっちの方が合っているみたい。

また六合夜市は道幅が広く、テーブルもゆとりがあって、混雑時でも普通に座れました。台北だと立ち食いになることもしばしば。

⭐️2. 木瓜牛奶(パパイヤミルク)が激うま

木瓜牛奶(パパイヤミルク)とは、カットしたパパイヤにミルクと砂糖を入れ、ミキサーにかけてつくったドリンクです。 フレッシュな南国フルーツのおいしさを存分に堪能できる、台湾ならではの贅沢ドリンクです。

このお店でパパイヤミルクなるものを初めて飲んだのですが、衝撃を受けました。美味すぎる。

まず牛乳とマンゴーがベストマッチング。例えるなら全盛期の本多と香川くらい相性ばっちり。甘すぎず、爽やかな喉越し。二日間で3杯飲んじゃいました。

⭐️3. アミューズメントが豊富

台湾の夜市には大なり小なりピンボールやガチャポン、UFOキャッチャー等のアミューズメント屋台があります。日本でいうゲーセンみたいな建物もよく見かけます。

子供も遊べるアミューズメントも豊富でこれがまた面白い!難易度も絶妙に難しく設定されていて大人も真剣になって遊べます(笑)

一番ハマったのがこの玉入れ。

斜めに設置された台に4×4の穴が設置されており、その穴に向かって重い球を転がしてビンゴを狙います。奥の穴が点数が高く、総合点に応じて景品がもらえます。

楽しすぎて連日来店、屋台のおじさんにも「お前たちはもう説明いらないな」って言われるくらいまで上達しました(笑)。

ポテチGET✌️

フォームがガチなんよ

2人とも得意なダーツ。
パステルが投げ始めた瞬間、お店の人の顔つきが変わった。

そしてやって来ましたエビ釣堀!
この旅のやりたかったことリストの1つ。
パステルは子供の頃以来、
私は当然人生初体験です!ワクワク。

料金は釣具のレンタル代込みで1人1時間200-400TWD〜(1000円〜) 。安くはないですが台北はもっと高いです。餌は100円くらいで小エビがもらえます。

地味に難しい!

タナの選定(蝦がいる層)、合わせのタイミング等々、コツが必要でした。もちろん観光客は私たちだけで、みなさんローカルの玄人の方々。自前の竿、仕掛け、餌を持ってました(装備が違いすぎる笑)。

店長のおじさんは一見怖い感じでしたが、
手取り足取り釣り方を教えて貰えました。

皆さんビールを片手にまったり釣りをしておられたので真似して台湾ビールを注文🍺「ああ、なんて贅沢な時間」

釣れたー!
思ってた2倍くらい大きくて結構ひきます。
めっちゃ楽しい☺︎

釣れたあとは自分たちで下処理して塩焼きしてその場で食べられます。どれだけ釣っても追加料金なし、調理料金なし。釣った分は持ち帰りOK。全て込み込みであの値段なら納得です◎

しかし生きたエビの下処理などしたことない2人。
悪戦苦闘しているとみかねた常連のお兄さんが
全部やってくれましたー!

半分以上貰い物のエビ

2人でエビは5匹くらいしか釣れませんでしたが、他の地元のお兄ちゃんが「俺はもう食べ飽きたから全部あげる」ってくれました。優しすぎる😭

台北編も書こうと思ったのですが力尽きました。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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Dr. クレヨン🖍️











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