パワースポットは、実は危険であるという話
伝説やら、昔話やらの言い伝えがある場所を歩いていると、時々不思議な感覚に出会うことがある。
何か、そこの空気感だけが、周囲とは異なっているのだ。
後で、あらためて、よくその場所について調べてみると、そこは心霊スポットというか、恐怖体験をすることで有名な所であったということが多々ある。
観光ガイドには、普通に史跡とやらパワースポットやらとして紹介されているのに、だ。
逆に、いわゆる心霊スポットなどと言われるところに行っても、不気味だなとは思うが、そのような異なる空気を感じるところは少ない。
むしろ、パワースポットと呼ばれる所の方が、そのような空気を感じる。
思うに、伝説が伝わる場所とは、昔から、その場所が、よく知られているところであり、古の人も何かしら、そこに感じるものがあったのかもしれない。
なので、そのような所は、人が訪れる所としては不向きなのであろうと思う。
地元の古老などが、「あそこは聖地だから、立ち寄ってはいけない」などと言うのも、古来よりの経験則なのであろう。
そのような場所に、面白半分に訪れると不幸な結果が待っていることは想像に難くない。
穴場パワースポットなどと呼ばれているところは、案外と、そのような所が多いのかしらん、などと考えている。
(ここまでで10分)
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