見出し画像

10年間福島県内を歩いてきた

 リアル宝探し、コードF。
 震災後の秋、タカラッシュが福島県全体でリアル宝探しを行った。

 初めは、5か所だったが、そのうちに福島県の市町村全域に広がり、多い時では30以上の市町村地区があったのではないだろうか。
 私は、2012年度の春から、毎年のように、参加し、結果、おそらく、通過を含めて、福島県内の市町村のほとんどを回ったのではないかと思っている。

 10年で徐々に復興していることは分かる。
 最初に白河市を訪れた時は、南湖神社の鳥居は倒れ、看板となっていたが、現在は修復されている。

画像1


 いわきの辺りも、津波の被害跡は少なくなった。
 浪江あたりも訪れて、確かにいまだに痛々しいが、確実に人は活気づいている。

画像2

 
 新潟県民である私が、そんな感じで10年間、福島に通っていた。
 もしかすると、福島県民よりも、多くの福島の魅力に触れたのかもしれない。
 夏の羽鳥湖とブリティッシュヒルズや、春の石川町の桜並木。

画像3

 もちろん、秋の裏磐梯あたりの紅葉もよいし、冬、雪積もる鶴ヶ城あたりもよい。
 
 残念ながらコロナウィルス禍により、コードFは中止となってしまった。
 静かではあるが、震災よりも被害が大きいということだろう。
 
  それでも、また気兼ねなく訪れる日々が来ることを切に願っている。

(ここまでで10分)

お読みいただきありがとうございます。 よろしければ、感想などいただけるとありがたいです。