妖怪の名前について
妖怪について、調べていると、時々、随分と適当な名前をつけたなと思うことがある。
三つの目があるから、三つ目小僧などというのは、まだよい方で、中には全裸の老女が襲ってくるハダカ婆などというものもある。
新潟の妖怪では、薄暗い夜道を歩いていると上から巨大な蜘蛛が負ぶさってくる”バレロン”と呼ばれる妖怪がいる。
これなどは”バレル”というのが、新潟の方言で背負うという意味なので、行動がそのままネーミングとなっている。
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