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アメリカのスーパーで気をつけるべき食中毒!

あなたは今も、スーパーでカートの消毒をしていますか?
アメリカでは、すっかりコロナが収束した雰囲気なので、もうカートを消毒しない方も多いのではないでしょうか。

先日、目に入った記事なのですが、アメリカのスーパーでは、肉汁で汚れた売り物に、細菌がついていることが多いのだとか。それによる食中毒も発生しているようです。

家畜への抗生剤使用の現状が気になり調べてみました。
抗生物質使用に関しては、2017年11月7日、世界保健機関(WHO)がガイドラインを発表。
抗生物質の過剰使用や誤使用により多剤耐性菌問題など薬剤耐性に対する脅威が世界的に広がっているとし、使用削減を呼びかけました。

ですが、日本は今でも肉に抗生物質を使用していることが多い
アメリカでは少ないと聞いていたので、そうなのかと思っていましたが、
農林水産省のHPを見るとアメリカとは大きな違いはなさそう。


そして、厚生労働省のホームページでは、肉の加熱は強く推奨されていました。
やはり、肉、特に鶏肉、豚肉、牛レバー、ひき肉は注意。

アメリカだと、お肉のパックから肉汁が滴り出ていることも多いので、そういう意味で、より注意と思っていた方が良さそうです。


2022年、consumeer reportは、全国で購入した牛ひき肉、豚肉、鶏肉、七面鳥肉の 351 のサンプルをテストし、各肉のサンプルでサルモネラが検出されました。
https://article.images.consumerreports.org/prod/content/dam/surveys/Consumer_Reports_Ground_Meat_Methodology-June_2022.pdf
サンプリングされた鶏ひき肉のほぼ 3 分の 1 にサルモネラ菌が含まれていました。大腸菌の菌株 O157:H7 は非常に危険であるため、牛ひき肉のサンプルから検出されたとき、農務省に警告。これにより、7 つの州の主要な食料品チェーンから 28,000 ポンド以上の牛ひき肉がリコールされました。

ひき肉が他の肉より危険な理由ですが、塊肉を買うとき、その部位は一頭の牛からです。ただし、牛ひき肉のパッケージは、複数の牛の肉を混ぜ合わせたものです。つまり、1 ロットの汚染された肉が何ポンドものひき肉を汚染する可能性があるということです。

今のところ、肉を食べて病気にならないようにするのは、消費者次第です。
消費者レポートによると、汚染を避ける最善の方法は次のとおりです。

  • 肉は別にしておく。食料品店では、生肉を使い捨ての袋に入れ、他の食品から離して汚染を防ぎます。家庭では、生肉を袋やボウルに入れて冷蔵庫に保管してください。

  • ひき肉は早めに使いましょう。購入後2日以内に調理するか、冷凍してください。

  • カウンターの上で肉を解凍しないでください。このような環境では、細菌が増殖する可能性があります。代わりに、冷蔵庫で解凍してください。

  • 頻繁に手を洗います。肉を調理するときは、調理の前後に石鹸を溶かした熱湯で手を洗ってください。

  • お肉をしっかり焼きます。肉用温度計でチェック。牛ひき肉と豚ひき肉は華氏160度まで調理する必要があります。すべての種類の家禽は 165 度で調理し、ビーフ ロ​​ースト、ビーフ ステーキ、ポークロースト、ポーク チョップは 145 度で調理する必要があります。

  • 残り物をすばやく保存します。調理済みの食品は、コンロ、オーブン、またはグリルから取り出した後、2 時間以上冷蔵しないでください。

参考になれば幸いです。
では!


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