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星がつなぐ人生!「人はなぜ星を見上げるのか」
こんにちは、今回はこの本の紹介です。
作者はこんな人
この本は星つむぎの村の代表の高橋さんの本です。
星つむぎの村は、普段星を見ることができない病院の子どもたちにプラネタリウムを届ける取り組みなどをしています。
高橋さんがナレーションを勤めたプラネタリウムイベント、ゆりナイトの様子は、こちらにまとめました。
こちらのイベントがとてもよかったので、会場で本を購入してしまいました。
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そして、なんと、ご本人からサインまでいただきました。
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本の内容
簡単に言ってしまえば、高橋さんの星つむぎの村を立ち上げるまでの話です。とにかく波乱万丈です。
高校時代に星野道夫さんの本に出会ったことで、オーロラに魅せられ、オーロラを研究するため北大に進学するも、北大では特にオーロラな研究をしていなかったとか、
大学2年のときに星野道夫さんに手紙を書いて、アラスカに旅するとか、
とにかく出てくるエピソードが強烈で驚きました。
プラネタリウムのナレーションはとても穏やかなので、高橋さんが意志の強い人であることが分かって意外でした。
プロローグに著者の星野さんへの手紙の一部が掲載されており、それが著者の活動の原点のように感じたので紹介します。
北海道の自然に魅了され、多くの人々に出会った多感な大学時代を経て、大学院で自然科学の現場に触れてきた私の今の目標は、サイエンスと社会の接点をつくりだすことにある。正直いって私はサイエンスそのものより、人間と自然そのものに対する思い入れのほうが強い。ただ、人がやるからサイエンスが面白いのであり、自然があるからサイエンスがある。その視点から、私はなるべくたくさんの人にとってサイエンスが文化になれば素晴らしいかなと思っている。
山梨県立科学館の天文担当としての活躍
大学院を卒業し、97年から山梨県立科学館の天文担当として、様々な企画やプラネタリウムの番組づくりをしていったことが紹介されています。高橋さんはアイデアマンでいろんな企画を立ち上げたようです。
例えばプラネタリウムとワークショップを組み合わせたイベントなどです。どんな状況なのかは想像するしかないですが、星と音楽の組み合わせたプラネタリウムを楽しんだあとにワークショップするのは確かに相性がよさそうです。
そして、このプラネタリウム・ワークショップは様々な化学反応を起こし、星つむぎの歌などの企画の原点となったそうです。
星つむぎの歌の企画
それから、今では星つむぎの村のイベントで必ずと言っていいほど歌われる星つむぎの歌は、土井宇宙飛行士への応援歌として企画が始まったそうです。
「空の青さがなつかしいわけは」という一文に続くフレーズを公募し、集まった中から一つ選び、それに続くフレーズを公募するということを繰り返して、半年かけてつむいだとのことです。この詞になんと、財津和夫さんが曲をつけ、歌手の平原綾香さんが歌い上げたそうです。
その歌がこちらです。
先ほど紹介したゆりナイトでも最後にみんなで手話付きで歌ったのですが、癒やされる歌でもあるし、希望を感じる歌でもあると感じます。
科学館を退職して星つむぎの村を設立
2013年に科学館を退職して、星つむぎの村を設立し、星を使って、人をつなぎ、星を届けるようになったそうです。星つむぎの村では、病院がプラネタリウムプロジェクトなどで全国に星空を届けています。
まとめ
この本を読んで思ったことは、著者の高橋さんの意志の強さとバイタリティです。数々の企画を思いつき、それを実現させてしまう行動力はすごいものがあります。だからこそ協力する多くの人が、次から次へとあらわれるのでしょうね。
それから、星や宇宙の不思議な力ですね。星には人と人をつなげる力があるんだなと。
この本を読んでそんなことを感じました。
星つむぎの村では寄付を募っているそうです。ここまで読んで、星つむぎの村の、活動に賛同する方は寄付を検討してみてはいかがでしょう。
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