ガンを未然に防ぐ理想の食生活
人類の進化の歴史を振り返ると…
人の体はそもそも肉を食べるのに、
適した作りではなかったようです。
こう語るのは
日米両国でご活躍され、
自然と調和し健康に生きる「ナチュラルハイジーン」の
日本における第一人者
松田麻美子先生です。
ヘルスアカデミー3月号では、
人の体の仕組みに合わせて、
「病気を予防する食事法」を詳しく解説。
*なお、本講義の講師:
松田麻美子先生が、2023年11月21日にご逝去されました。
こちらが先生の最期の講義となります。
先生の情熱と献身に満ちたご講義に心から感謝申し上げます。
深い哀悼の意を込め、松田先生のご冥福をお祈りいたします。
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こんにちは。
ヘルスアカデミー運営事務局です。
本日は、
がんを未然に防ぐ理想の食生活
についてお届けします。
講師は、
「がんは運命ではなく予防できる病気です」
と断言する
公益社団法人「生命科学振興会」
前理事長 渡邊 昌(わたなべ しょう)医師
国立ガンセンター研究所疫学部長
国立健康・栄養研究所理事長などを経て、
湯川秀樹、武見太郎、佐藤栄作などが設立した
公益社団法人「生命科学振興会」理事長に就任。
西洋医学のみならず、東洋医学、栄養学、食養生などを研究。
「統合医療」という新しい医療を実践されています。
渡邉先生は、こう語ります。
※この投稿は、ヘルスアカデミー23年6月号
「食で医療費は10兆円減らせる」 ガン研究の権威が語る“ガン”の真実...より抜粋。
編集部にて一部編集を行なっています。
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食だけでなくて、
生き方として最低限これは良いと言えるのは玄米食。
そしておかずでは、大豆が良いです。
野菜は根菜と葉物をバランス良く摂ることが大切。
管理栄養士の近藤とし子さんという方が、
「まごたちわやさしい」という合言葉を提唱しました。
「たち」は牛乳のことで途中から省かれ、
「まごわやさしい」となり
「豆、ごま類、わかめ類、野菜類、魚類、シイタケなどのキノコ類、イモ類」
を1週間バランス良く摂ると良いと栄養士の人の間で広まっています。
最も摂りやすいのは豚汁やのっぺい汁など汁物にすること。
それと玄米で食せば、およそ全て摂ることが出来ます。
しかし、
若い人の食生活 は「まご」とは全く違いチーズを使うピザなど。
ある会社の米料理コンテストでは、
いわゆる白米や玄米とみそ汁といった日本食のパターンは1つもなく、
ドリア等ばかりだったとの話があります。
そのような食の欧米化は乳がん、大腸がんなどの増加に繋がります。
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いかがでしたか?
がんを未然に防ぎ、健康的な生活を送るためにも、
「まごわやさしい」をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
P.S.
本日の講師、渡邊昌先生の新講座を現在制作中です。
その内容は…「糖尿病」について。
詳細は後日、お届けします。
ぜひ楽しみにお待ちください。
ヘルスアカデミー運営事務局