コーチの話
みなさん、高知県を訪れたことはありますか。
きっと無いでしょう。無いに決まっている。
みんなそうやって、高知を飛び越えて九州や沖縄に旅行するんだろ。知ってるよ。
と、いきなり取り乱してしまった。
こんにちは。元気してますか。僕はそれなりです。
高知、いいよね。
母親が高知の出身なだけで、別に自分が高知県人なわけでは無いんだけど、高知を第2の故郷だと思ってます。
確かに東京から行くには不便だしちょっと田舎だけど、海もあるし山もあるし、美味しい食べ物もたくさんあるし、魅力たっぷりの県です。
なのにも関わらず、高知に足を運んだことのない人が多すぎる。たいへん嘆かわしい。
冒頭で述べたように、全員高知を飛び越して沖縄とかに行きやがる。
そりゃ沖縄も確かにいいトコロですよ。海キレイだし、どっさり観光地あるし、沖縄でしか体験できないこともたくさんあるからね。
でも、せめて一生に一回くらいは高知を訪れてほしい。
高知のカツオを食べ、太平洋と四国山地の力強さを体感していただきたい。
ということで、数回に分けて高知の話をします。
今年の夏はみなさん高知に旅行してください。
1.高知県の場所を覚えよう
そもそも高知県がどこにあるか知ってますか。
四国4県、全部分かりますか。
正解は1番下のアーチみたいな形をした県ですね。
右上から時計回りに香川県、徳島県、高知県、愛媛県。二度と忘れるな。
ちなみに四国4県は、全ての県が四国の中心で隣接し合っているように思われがちだけど、実は高知と香川は隣接してないんですねえ。高知から香川に行くには、必ず愛媛もしくは徳島の先っちょを通る必要があります。
だからなんだ、という話だけど…
2.高知の日本一を覚えよう
高知県は森林の占める割合が47都道府県中1位である。(84%)
この豊かな自然と日差しの強さを生かしてさまざまな作物が生産されており、これらの野菜においては生産量日本一を誇る。
・なす
・にら
・ミョウガ
・ショウガ
・ししとう
地味とか言うんじゃないよ。
どれもこれも個性的で唯一無二な野菜でしょ!
ミョウガとかししとうは苦手な人も多そうだけど…
あと2017年の調査によると、飲酒費用の高さで高知県は全国1位となっている。
高知の酒が特別高いわけでは全く無く、単に酒飲みが多いのだ。
そんな酒飲みだらけの高知には「べろべろの神様」というご当地キャラ?がいる。
頭にトックリを乗せ両手におちょこを持ち、真っ赤な顔で目を回しているべろべろの神様が、高知駅にどーんと鎮座している。
トックリに書いている「おきゃく」というのは、土佐弁で宴会のことであり、「土佐のおきゃく」というイベントも開催されている。
詳細は割愛するのだが、商店街にコタツが大量に設置され、出店や居酒屋で買ったお酒・ご飯をみんなで飲み食いするだけのイベントである。こんな愉快なイベントが高知市ホームページで宣伝されている。
また、高知は「運転代行」(または単に「代行」)という、マイカーを家やホテルまで代わりに運転してくれるサービスが盛んであるため、帰りの車の運転を心配する必要もありません。やったね!
(もちろんお酒が飲めない人もたくさんいるし、ご飯が美味しいのでお酒飲まなくても十分楽しめるよ)
3.高知までの行き方を覚えよう
高知は遠い。
このように、我々のような激⭐︎忙しい社会人にとって東京から陸路で向かうことはあまり現実的ではないので、羽田空港からヒコーキでバビューンと行くことをおすすめしたい。
だいたい羽田から1時間ちょっとで高知までぶっ飛べます。
また高知はお察しの通り公共交通機関が貧弱なので、当然空港近くに鉄道駅は全くない。
あちこち見て回るのにバスやタクシーだけではちと不便なので、レンタカーを乗り回すのがいいだろう。多分2泊以上するならレンタカーがないとだいぶ辛い。
もちろん高知空港近辺にはレンタカー屋がたくさんあるので選びたい放題です。送迎もあるよ!
時間に追われる可能性もあるものの、公共交通機関だけで高知を楽しむモデルコースもあったので、誰も免許持ってない!とか運転に自信が全くない!といった方は参考にしてみるといいかも。
結構いろんなことを体験できそうなプランだ。
というわけで、高知編第1回はこんな感じでした。
次回は観光地か食べ物のことを書こう。
また次回。
終わりでーす。
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