パルプ文芸戦争
毎年決まって夏が訪れるように、毎年決まって冬が訪れるように、今年もこの季節がやってきた。
読んでもよし、書いてもよし、逆噴射小説大賞のお時間である。
例年の俺なら「書くことがないよお……」などと泣き言をほざいていたであろうが、今年は一味違う。この一年、好きでもない自宅での映画鑑賞やら、あんま読まない漫画を読むやら、最近ご無沙汰だった小説を読むやら、下手くそながらもゲームをプレイするやら、無理やり毎日投稿をすることでなんとか文章力向上に繋げるやらといったプラクティスを日々重ねてきた。
間違っても書くことがないなどとは言わん。
俺の力をフルに活用して逆噴射小説大賞に臨む体制が整っている。
覚悟はいいか、ソーイチロー?
俺はできてる。
つづく
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