見出し画像

不寛容ご都合主義大団円映画

イントレランスを観る。
実物大のバビロンのセット組んでしまうあたり、コッポラの地獄の黙示録を思わせるが、ストーリーテリングはノーランっぽい。ご都合主義を駆使して無理矢理大団円に持っていくところも似ている(もっともこの映画はグリフィス自身が何度も手を加えているそうなので、原型ではしっかりしていたのかもしれない。
調べてみるとやはりノーラン自身が影響を受けた映画として挙げていた。
ただこの映画でキャリアが総崩れになったグリフィスとは違い、ノーランはそこら辺を上手くやる辺りがアルチザンである。
にしてもこれをレーニンが激賞してるという事実に映画の歴史を感じずにはいられない。
パブリックドメインなため、YouTubeで観れるのでお手すきならぜひ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?