展示と即売と東京ゲームダンジョン4~出展レポート!
東京ゲムダン4、お疲れ様でした!
今回も出展させていただきました。
良かったこともあればもっと頑張りたいこともあったので、
イベントレポートにまとめることにしました。
今回は特に展示と即売についてお話したいと思います。
出展レポート
ゲムダン4では新刊の同ZINE3号+ゲーム付きのUSBと既刊の1・2号の頒布と、主催個人のゲームボーイのゲームの展示をしてきました(前回と同じゲーム……開発ペースが遅い……)
今まではダウンロードコード販売にしたのですが、なんかやはり自分的に物足りない気がして、カード型のUSBメモリーを作ってみました。
やはりグッズは手に取れるもののほうが良いですね!お客さんもこのほうが喜ぶし、なにより自分自身が喜びます(笑)
展示も即売もできるイベントは結構レアだと思うので、東京ゲームダンジョンにはいつも感謝しています。体験版をプレイしていだだいた・頒布物を手に取っていただいた方にも感謝しています!
良かったこと!
頒布物のレイアウトを変えてみた
頒布禁止の展示会ではない限りはいつも頒布物を出していますが、頒布物のレイアウトを変えることで、去年の展示より来てくれた方々に頒布物を手にとっていただけた気がします。
キーポイントは頒布物一覧がわかるお品書きを作ったことです。(カラー印刷で目が留まる!)前回は各ものに値札を付けましたが、ちょっと分かりにくかったと思います。
あと、見本誌をブースの前に置くことで、手に取りやすくしました。
電子マネーの導入を改善できた
去年のデジゲー博に出たとき、使っていたSquareのリーダー(電子マネーの決済に使うもの)が午後から使い物にならなくて……おそらく会場に人が多すぎて、Bluetoothがうまく接続できなくなったからだと思いますが、それならあんまり意味がない気がして……
でもちょうど去年からリーダーなしでもSquareのスマホのアプリだけでPayPayとクレカのタッチ決済(PayWave)が使えるようになっていて、今回はそれでやってみようと思ったら、簡単で快適でした!スイカなどのICカード決済ができないのは残念ですが、リーダーの充電とBluetooth接続を気にしなくて良いので今後もSquareのアプリだけでやっていきたいと思います。
ちなみにPayPayでの購入はいくつかありましたが、クレカでの購入はありませんでした。
体験版のプレイ時間のPOP
体験版のプレイ時間が書いてあるPOPを作ってみました!今回は2つの体験版があって、それぞれプレイ時間が違いました。プレイ時間が長いと嫌な方もいるので、短さをアピールしてましたw(3分と5分で終わる)
(余談)itch.ioのお話をいっぱいした
同ZINEはitch.ioというゲームプラットフォームで配信していますが、どちらかというと海外では人気で、日本ではまだあまり普及していません……が、めっっっっっちゃ良いサイトなのでもっと普及してほしいです!ということで、今回はitch.ioのお話を色々な開発者にできて嬉しかったです。
itch.ioわからない英語こわいっていう意見をたくさん聞いたので、時間があったら初心者向けのitch.io記事シリーズを書いてみたいと思います……時間さえあれば!
(itch.io使ってみたいけどよくわからないって方いればTwitterで主催の@npckcに直接DMまたはDiscordでメッセージを送っていただければいつでも質問にお答えするので!マジでitch.io推しです……itch.ioマジ感謝ですよ)
もっと頑張りたいこと…
売り切れが出てしまった
午後に同ZINE2号と3号が売り切れになってしまいました。興味持っていただいたのに同人誌もほしかったのにUSBのみを買っていただくこともありました。
普段はBOOTH(国内向け)とKo-fi(国外向け)でも販売していますが、やはりイベントが一番人に見ていただきやすいので、こういう大事なところで売り切れが出るのは、買っていただくチャンスを逃すということになると思います。
次回はちゃんと在庫をどれくらい持っていくかを考え直さないといけないと思います。
電子マネーと現金を両方使うと、売上がわかりにくい
基本的には在庫管理のメモ帳に売った回数を書いていたのですが、電子マネーで売ったものと現金で売ったものを同じようにメモ帳に記載してしまったせいで、売上の合計額を計算するときに困っていました。Squareの売上は手数料を引いて翌営業日に振込されるので、当日の現金の売上にはもちろん入りません……
次回は電子マネーで売ったものを違う色のペンで記載してみようと思います。(またはSquareのアプリで全部まとめるとか……現金でのセールも記載できるみたいなので)
展示会で即売をうまくやるには?
同ZINEという企画は、他の方のゲームをZINE(同人誌)で紹介する企画なので、頒布物がある前提でイベントに参加しています。自分はうまくできているかはわかりませんが、出展費+仕入原価の元は一応取れているので、まあまあいけていると思います。
コミティアなどのイベントでは即売メインなので、来てくれる方はみんなものを買う目的で来ます。(逆に展示だけすると、買えるものないの?って言われたりする……)
しかし、ゲーム展示会には頒布メインではないイベントがやはり多いです。今回のゲムダンは頒布OKではありますが、やはり展示のみのサークルも多かったです。
他のサークルが展示メインだと、もっともっと即売しているアピールをしないと、そもそも頒布物があること自体は来てくれる方に伝わりにくくなるし、頒布物があるとわかっていても、買い物しに来たわけではないので、買ってもらうハードルが高くなります。
そうなると、頒布物をブースに置くだけでは、やはり手に取られづらいと思います……それを越えるためには工夫が必要だと思います。
自分が工夫しているポイントは、
頒布物をわかりやすく大きく!!!誰がブースの前を通っても絶対「こいつなんか売ってる」ってわかるようにデカデカと頒布物を置く
体験版をプレイした方には、「こういうのもやっています~」って感じにひとことの頒布物アピール!
興味ありそうな方には「見本あります~」など、とにかく見ていただくように言う
正直言うと、コミュ障な自分に2.と3.はめっちゃキツいです!!
イベント出展後にはいつもメンタルが死んでいて、1~2週間くらいダウンします。
でもこういうことをやってみてわかったのは、やると効果があることです……
展示会に来てくれる方はインディー・同人ゲームが好きな人でゲームに触れたいから来てるはずですが、頒布があるとわからない場合は手に取ることができないので!
(あと、自分みたいな「興味ある頒布物あるけどサークルの方何も言わないので見ていいかわからないし近づくの少し緊張するしやっぱり今はやめておこう」となる、致命的にコミュニケーションに弱いやつもいるから!ひとこと言ってくれると「頒布物を見て良いんだ!よかった!」ってわかるから助かります……)
同ZINEでは他の開発者の素敵なゲームを紹介させていただいているので、その分がんばらないと、と思っています。
企画で頑張りたいというのはもちろんですが、それ以外にも、展示会で頒布をしている他の開発者も応援したいと思って、自分がやっていることをリストアップしてみたので、何かご参考になれば…!
次回のイベントは…
今のところ未定です…!
現在本業(個人ゲーム開発)に時間を取られているので、イベントへの出展はしばらくお休みになるかもしれません。(イベント出展ばかりして、大事な開発が進めておりません……)
でも、itch.ioではいつも通り配信してますし、BOOTHのほうも在庫を戻したので※、同ZINEは相変わらず元気に生きています。
※3号と2号は再印刷するか未定なので紙版は在庫切れになってますが、電子版は配信しています。
あと、影ではゆっくり企画を進めているので、しばらく時間かかりそうですが、引き続き同ZINEを応援していただけたら嬉しいです!
それでは、次会うときまで~