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赤ちゃんトレーニング~食育編~

赤ちゃんトレーニングのby your sideです(*^^*)

2014年から250件以上のご家庭を訪問し、「赤ちゃんが寝てくれない」「夜泣きがひどい」などの相談を受け、日本の生活や考え方に合わせた浅野式ねんねトレーニングを考案。その後ただ寝ればいいわけではない、「食事」「運動」「睡眠」の3つのバランスを整えていく「赤ちゃんトレーニング」を考案しました。noteではこの赤ちゃんトレーニングの考え方、やり方などをお伝えしています。(詳しくはこちらの記事をご覧ください*)

この記事では「食育」についてお話しします。


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赤ちゃんたちは、生まれてすぐ母乳を飲もうとします。
猫や犬もそうです。

私たちが考える食育とは、生まれてすぐ始まる授乳からスタートしています。母乳やミルクを飲むことは、赤ちゃんたちにとって食事です。ゆっくりでいいので、食事の時間や量を赤ちゃん達に教えていきましょう。

赤ちゃんたちの成長には、自然にできることと訓練が必要なことがあります。『生活習慣』は、毎日の訓練によってご家庭で身につける必要があります。この新生児の時期から物心がつくころまでは、ご両親の教育が一番の影響を受けます。


お母さんと赤ちゃんの母乳をあげるタイミングや関係性は、 生まれてから少しずつ育んでいくものです。最初から上手に飲める赤ちゃんもいれば、なかなかうまくいかない場合もあることでしょう。
飲む時間や飲む量も少しずつ変わってくる場合もありますが、なかなか思うように整わないケースも多いです。


食事のリズムというのは、生活のリズムの中でもとても重要な要素と考えます。
決まった時間に朝ごはんを食べる。 間食をしない。暴飲暴食をしない。それだけで、体調が少し整うのではないでしょうか。大人でも、いつも決まった時間に食事をとっているといつも同じ時間にお腹がすくようになってきます。これは、赤ちゃんにとっても同じことが言えるのではないでしょうか。

もちろん、生まれてすぐたくさん飲めるわけではありません。すぐにおしっこをして、おなかの中が空っぽになってしまいます。最初は少ししか飲めなかったのが、量が飲めるようになっていきます。

『新生児の胃の容量』などで検索していただくと分かると思います。
1日目は、ビー玉やさくらんぼぐらい(5~7ml)
3日目は、ピンポン玉やくるみくらい(20~30ml)
1週間ほど経つと、すももくらい(45~60ml)
1ヶ月もすれば、卵一個ぶんほどに成長します(80~150ml)

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上にも書いた通り、新生児の頃は1日20回以上の頻回授乳が当たり前です。特に母乳をしっかり出していくためにも最初の2,3ヶ月(特に1,2週間が勝負)となりますので、焦らずゆっくり整えていきます。

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朝ごはん、午前中のおやつ、昼ごはん、午後のおやつ、夕ごはん

乳幼児の食事の回数は、日中5回が基本です。
これは大きくなってからも変わることがありません。(午前中のおやつは3歳まで)生後まもなく整えられた食事のリズムは、この先も大きなずれもなく成長していくことができます。
離乳食が始まる時期には、すでに出来上がった食事時間のリズムに合わせて、ご家庭で1回食から始めてみてください。食事のリズムをきちんと整えられた赤ちゃんたちは、決まった時間にお腹がすくようになっています。間隔を空けて量もしっかり食べれるようになっていますので、無理なく食事の練習をしていただけると思います。

また最近では低月齢で、団体保育に入所するケースが増えてきました。保育園での食事のスケジュールを聞くことで、事前にその時間に合わせておけば、食事面において入所後お子さん達はあまり苦労することなく過ごしていくことができることでしょう。

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約6ヶ月間の授乳のみの時期をこのように過ごしますと、赤ちゃんの食事に対しての考え方も変わってくるのではないでしょうか。

そこでBy your sideの赤ちゃんトレーニングでは、生後6か月ごろ(目安)からの手づかみ食べを推奨しています。(もちろん強制ではありません(*^^*))

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伝統的な日本の離乳食の進め方ですと、最初はお米の形がなくなるほどすりつぶした10倍がゆを、スプーンで与えるとこからスタートするかと思います。また、手づかみで与える時期は、離乳食後期(9~11か月)くらいからが一般的だと思います。

しかしBy your sideが推奨する手づかみ食べは、スプーンは使わず、食材をすりつぶすこともなく、最初から野菜スティックやフルーツなどを赤ちゃんに与えます。赤ちゃんを座らせ、赤ちゃんの目の前に食材を置くだけです。あとは赤ちゃんが自ら食材に手を伸ばし、観察し、手で感触を確かめたり口に含んでみたり、赤ちゃんの判断で食べ物に出会っていきます。ママやパパは赤ちゃんを信用し、それを見守るだけでいいのです。

By your sideをご利用いただいているご家族様の中には赤ちゃんにこの手づかみ食べを実践している方が多く、赤ちゃんたちは食事を嫌がることなく楽しい時間として過ごしています。また海外では一般的になりつつある離乳食の方法です。

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日本の一般的な離乳食と同様に、注意すべき点はもちろんありますので、By your  sideの手づかみ食べの詳しい進め方をまた別記事でご紹介したいと思います。もし「やってみたいな」「気になる」などありましたら、下記までお気軽にご相談くださいね(*^-^*)


✰合わせてぜひご覧ください✰
赤ちゃんトレーニング~睡育編~
赤ちゃんトレーニング~運動編~

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