『負けヒロインが多すぎる!』以外の豊橋がロケ地のメディア作品
はじめに
小説『負けヒロインが多すぎる!』という作品で数多くの豊橋市の場所が
登場した。noteの記事でもクリエイターが記事にしている。では『負けヒロ
インが多すぎる!』以外でロケ地として使用された作品はないか、調べてみ
た。(調査もれがあるかもしれない)
豊城中学校
『続・二等兵物語』のロケに使用。写真には木造校舎を背景に主演の伴淳三
郎も載っている。(昭和32年)
戦後10年足らずで『戦争映画』を撮っているのも驚きだ。
🔼『二等兵物語』シリーズ第1作。靴をもっているのが主演の伴淳三郎氏。
残念ながら『続・二等兵物語』は販売されてなかった。
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<参考文献>
『豊橋の今昔 写真アルバム』樹林舎 2016 72ページ
東三河地方
🔼『広報とよはし』では、広く東三河地方でのロケが行われたと紹介。
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<参考文献>
『広報とよはし2015 No.1423~No.1446』豊橋市役所広報広聴課 編 豊橋市役所広報広聴課 2015
のんほいパーク
🔼公開年の豊橋総合動植物園の年報にきちんと、ロケを行ったと記載。豊
橋市政百周年記念制作映画。
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<参考文献>
豊橋総合動植物公園年報 平成17年度 2005.4~2006.3 豊橋総合動植物公園 編 豊橋総合動植物公園 2005
備考
空襲シーンが描かれるが、実際に体験した人の描写のほうが実感がわくという人は以下の書籍をおすすめ。
🔼収録作品のひとつ『紙の砦』は作者の自伝的まんが。実体験に基づい
た”空襲”シーンが描かれる。
画像引用元:amazon.co.jp
⏫収録作品のひとつ、『カノン』は空襲のほか、機銃掃射も描かれる。
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『手塚治虫「戦争漫画」傑作選 』祥伝社新書81 手塚治虫 祥伝社 2007 より『紙の砦』
『手塚治虫「戦争漫画」傑作選 2』祥伝社新書87 手塚治虫 祥伝社 2007 より『カノン』
裏取りできなかった作品
🔼wikipediaに記載されていたが、本当だろうか?実は安達祐実の映画初主演作品。
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🔼普段利用している図書館で宣伝されていた。同時にロケ地の説明もあっ
たが、広報などで裏取りができなかった。阿部寛主演。
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あとがき
意外な作品にロケとして使用されていた。なにもないんじゃなくて、ない
ところを活用したり、ないことを視点を変えて考えてみればいいのでは、と
思った。