見出し画像

日本酒のネーミングで思いだしたこと

ビジネス気学アカデミー主宰の永井 堂元(ながい たかゆき)です。 

近年は、海外市場や外国人を意識した日本酒のネーミングが増えましたが、古くからは、「〇〇正宗」「〇〇錦」そして、一定数、
名前に言霊の宿ったような銘柄があります。

 「開運」「来福」「義侠」etc

 もちろんこれらの酒は、酒質も超一流。
その中で、いちばん遊び心があって個人的にも好きなのが、
創業300年を超える茨城の老舗「来福酒造」です。

米を磨きに磨き、精白歩率8%の純米大吟醸酒を作ってみたり、
自然界の花から清酒酵母を純粋分離させた「花酵母」
醸造に使ってみたり。

(東京農業大学 短期大学 酵造科 酒類学研究室から購入)

昨夜飲んだのが、「いちご来福」
いちごのような甘酸っぱい香りのする純米大吟醸酒。
もちろん香料などは使わず、米と麹と酵母で、この香りを実現しています。


酒造メーカーに限らず、歴史を積み重ねつつ、新しいことに取り組み、
遊び心がある、って最強だと思う次第です。


石川の吉田蔵

で今日のタイトルですが、大学生のときに、行きつけのお店のひとつに
新宿区役所近くの地酒居酒屋その名も「地酒屋」がありました。
岡田さんというご夫婦2人で切り盛りするお店でした。

そこで男3人で飲んでいた時のこと。

その場のノリで、

・くどき上手(山形)

・女泣かせ(静岡)

・美少年(熊本 その後廃業)

 を同時に一合づつ頼んだら、お店のおかみさんから

「お客さん、願望のお酒ばかり注文しますね~」

 といじられ、店内が大爆笑になったことを
昨夜、「いちご来福」を飲んでいて久しぶりに思いだしたのでした。

 (九星気学)老舗=六白金星 新規性=三碧木星 日本酒=一白水星
酵母=五黄土星 記憶=九紫火星

 

いいなと思ったら応援しよう!