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残り一歩の距離 -2024/11/09

・「こちらそのままでよろしいでしょうか?」
という質問が聞き取れず、はい、とぼんやり返事してしまった。これを書いている今、わたしは夜風に吹かれながら、どん兵衛と天然水を持ち、通りを闊歩している。(天然水は脇に挟んでる)


・ええん、寒いよう。上着のポケットに手を入れたいよう。


・それにしても、「コンビニの店員さんの声、全然聞きとれなかったな今…」と思ったタイミングでちゃあんと聞き返せば、こんな大谷もびっくりの水兵衛(水とどん兵衛の略)の二刀流にはならなかったんじゃないかな。

・正直、もしかしてレジ袋の話か??と頭によぎったのだ。しかし、どうにも確証がつかめず、手渡された時も「もともとそのつもりでした感」を出しながら飄々と受け取り、セイコーマートを後にした。

・あと一歩、踏み込んでいれば…


・あと一歩のところ詰めが甘いせいで失敗したりする。本当によくある。

・昨日のライブに関しても、「この歌詞はこれで問題なかったんだろうか」とか「このギターはどういう弾き方にするって決めたんだっけ」とか、作曲時にしっかり決めたくせに迷いが生じたりした。

・あと本当に演者さんが素敵で。あまりにも皆さんいい音奏でるもんだからその弾き方とかジャンルに引っ張られそうになった。

・もちろん、自分が作曲して歌うのだから、事前に決めた方に従った方がいいに決まってるのに。ここで自己肯定感の低さという、一種の詰めの甘さが演奏に不安定感をよこしたのかもしれない。

・これも前日とか当日に、しっかり確認して強く意思持っていれば大丈夫だったはず(まあ家庭内バタバタしてたからいずれにしてもできなかったんだけど)。

・意志を貫いたりするのは苦手分野。今後必要なことだよなぁ。


・ぼく、どん兵衛!

・寒空の下のどん兵衛よ、こんな人間がどう成長したらいいのか教えておくれ。

・おわり。

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