ハードルを下げる
あなたも夢に一歩近づくSKK!
S 宣言する。
K 行動する。
K 記録する。
夢、目標、やりたいことを実現するための行動には
次に示す3つのポイントがあります。
①ハードルを下げる
②毎日少しずつ
③継続する
順番に説明します。
はじめに「①ハードルを下げる」についてお話しします。
例えばあなたの今年の目標が情報処理技術者試験の
ITストラテジスト試験に合格することだとします。
ITストラテジスト試験とは、
情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験の一区分であり、
経営とITを結びつける戦略家を目指す人のための国家試験です。
午前1、午前2、午後1、午後2の4試験に分かれており、
4試験共に合格ラインを超えることで合格となります。
合格するための行動を分類すると、
1 午前1試験対策
(IT関連知識全般から出題。4者択一マークシート形式。)
2 午前2試験対策
(主にストラテジスト専門知識から出題。4者択一マークシート形式。)
3 午後1試験対策
(問題文と設問を読み、50字以内程度の記述形式。)
4 午後2試験対策
(問題文と設問を読み、3000字程度の論述形式。)
に分けられます。
いざ実際勉強するとなると、
「どんなペースでどれくらい勉強したらいいの?何から手をつけようか?」となります。
そこで、
5 勉強の計画を立てる
が必要になります。
勉強の計画を立てるには、
5-1参考書、問題集を買う
5-2 試験までの日数を調べる
5-3 月単位の勉強内容と目標を決める
5-4 毎日の勉強内容と目標を決める
など、さらに細かい行動が必要となります。
このように目標に到達するまでの行動を、
具体的に行動できる単位まで細かく分割する必要があります。
目標を細かく分割して、
ひとつひとつを自分のできるレベルまで落とし込むと、
行動内容が具体的になり、
行動しやすくなります。
目指す目標のハードルが高ければ、
一気に飛び越えることはできません。
高い壁を目の前にすると、
助走を始めることもできません。
しかし、目標を細かく分割することで、
ひとつひとつのハードルは低くなります。
飛び越えられないハードルは、
今の自分の実力で飛び越えられる高さになるまで細かく分割しましょう。
今の自分の実力で飛び越えられるハードルを目の前に並べることで、
ゆっくりと助走を開始して
ひとつひとつ飛び越えて行くことができます。
ひとつひとつのハードルを飛び越え続けると
必ずゴールが近づいてきます。
目標地点に到達した時に振り返るとあなたは気がつきます。
超えられないと思っていた壁の上に、
自分が立っていることを。
平坦だと思っていた道が、
なだらかな上り坂だったことを。
飛び越えられるハードルが、
少しずつ高くなっていることを。
気がつかないうちに成長している自分に気がつきます。
高い壁を一気に越えるのは無理。
ハードルを下げて行動を始めよう。
ハードルを下げると行動できる。
ハードルを下げて、ひとつひとつ越えて行こう。
※この記事は、私の著書『あなたも夢に一歩近づくSKK! S 宣言する。K 行動する。K 記録する。』(Kindleにて出版中)からの抜粋です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y3P3212
最後までお読みいただき、ありがとうございました。