悪縁も良縁も自分次第~と喪黒福子は思うの。
赤ちゃんを失ってしまったことをきっかけに別れたカップルが身近にいました。
「それまで良く思えていた相手が、悲しみ、絶望に包まれたときにまったく違う姿に映るようになってしまった/悲しみを共有したことで、相手が目の前にいると悲しみから脱却できないと感じるようになった。」
このような背景を私は想像しました。
最悪な出来事をただ単に不幸なことだった、と振り返ることもできます。
しかし、悲しみに包まれたときに励ましてくれるひとの有り難さに気づいたり、絶望のそのあとに新たなひととの出会いや天職に巡り会えた、など「あのときあれがあったからいまここにいる」と後で振り返ると実感することもあります。
私の場合は、「明日おまえを陥れるから。自〇するなよ」と予告してきたひとがいて、その日沈んだ太陽が次の日に昇ったらほんとうに陥れられていて、一夜にして多くのひとに責められ晒される立場になったっていうちょっとめずらしい経験があります。
もちろん自〇しませんでしたからここで呑気にnote書いてます。
そのひとは自分の都合のいいように事実を曲げて吹聴し周囲を味方につけるという知能犯でした。そんな人間が身近にいるとは思わず、何だか自分事だとは思えませんでした。
あまりにも現実感がなく、なんでこんな事が私に?という気持ちの解明のために西洋占星術を真剣に学びはじめていまに至ります。
この世の理不尽を強く感じたときにひとは救いや理解を求めるものですね。
こういう事故みたいな出会いを典型的な「悪縁」と表現します。
ただ、私は最悪な場面をいっしょに経験したけれど、そこになにか得るものがあるはずだと考える強欲さ、図太さがあります。蠍座つよ子です。
いっしょにいて楽しいサイコー!な人間関係もいいですが、歯ぎしりするような関係も悪くはない、そう思うのです。
ですから、悪縁と捉えるのも良縁と言って喜ぶのも自分次第じゃないかな、と常々思うのです。
こっからは、余談ですが。
占いの種類や占い師さんの信条によって、善悪をハッキリするのは当然だ、という考えがあります。そこを断じるために占いは存在するのだ、ということです。
お商売、ビジネス、政治、勝負事などでは損得の判断は絶対必須ですからね。物質的に得ようとすると時期や行動の正しい判断はつきもの。
それはそうですし、私が別の人生で社長だったら占い師さんにも相談していると思います。やれることすべてやりきった上で。
(私の出生名はプロが鑑定してつけました。女社長相か主婦相の2択で、母が主婦相を選んだため、私は主婦になりました~!おぅぉぅまじかよ。)
↑この姓名の不思議も自分で学んでから深く納得できました。そりゃそうなるわな、と腑に落ちて気分よかったです。スッキリ。
そう、私は勝負師ではないので、善悪を決めつけるのがほんとうに難しいのです。物を得ようとしていないので。
得るものが精神的充足に偏っているので、一般的なリスクをリスクと感じる基準があいまいなのです。
(ですから、私の相談者さんはビジネスマンではなく、子育て中の主婦が9割です。)
このひとは危ない、というひとを前にしても「いや、めっちゃやさしいし働き者やん」などと言って交際を続けたりしますしお別れしても「ええひとではあったよね~」などと振り返ります。
私といっしょにいるときに紳士、淑女であってくださればかなり限界を広くとって許容しますが、ほんまに私を蔑ろにしたひとは突き飛ばします(比喩ですよ!)し、なぜかその方はその後ご活躍が見られません。
円満にお別れした方は再会してもお元気そうですが、酷いことをなさった方はなんの噂も聞かず行方知れずです。私のせいかは知りませんが。
なにもしていませんよ。
なにをもって善とするか、なんですよね。
喪黒福造という漫画のキャラクターがいます。
寂しい現代人の「ココロのスキマ」を見つけて、願望を叶えるお手伝いのビジネスをしているセールスマンです。
お金をもらわない代わりに利用者が「しあわせになる」ことで返します。
ただ、利用者が約束、規約を破ったときには闇に落とします。
「ドーン!!!!」
と言って。
その破滅に追いやる行為なんですが、私は案外わるくないかも?と思うのです。
いっぺん破滅したらやり直す力が湧いてきますよね?きますよね?
時間はかかるかもしれませんが。
私はそうなんです。
「酷い目」に遭うのも捉え方によってはいいんじゃないか、と思うのです。
作者の藤子不二雄Ⓐ氏もそれを作中で示唆しているそうです。
一般的な「悪縁」「リスク」「不幸」「破滅」の経験もその後の努力によって「よきこと」にできる力を誰でも持っている。
と、私、喪黒福子は思いますねん。
「最悪のなかにも最高はある」
余談は以上です。
覗いてくれたあなた、ありがとう。
不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。
また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。