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白内障/神経障害と診断されたフトアゴのその後
うちのフトアゴが「若年性の白内障」と「神経障害」と診断されて、1年と半年以上経ちました。
以前書いた記事からも1年程経ちますので、その後の経過観察のお話を少しさせていただこうと思います。
あくまで「うちの場合」になりますので、ご参考程度に読んでいただければと思います。
まず、白内障に関してですが、あれからずっと特別変わりなく過ごしていたのですが、少し前から食べこぼした小松菜など、ケージ内に落ちているものに気づいて自ら食べる姿を見掛けるようになりました。
先生には視力が回復することはないと言われていたので、吃驚しました。
もしかするとですが、白内障の濁りというか、曇っている部分が稀に動く (移動する) ことがあるそうなので、左目の見え方に変化が生じたのか、もしくは左目の見える範囲?見え方?に慣れたのか。
右側での反応は相変わらずほとんどないのと、明らかに左目で確認しているなと感じるので。
真相はわかりませんが、今はお皿からも (置き餌でも) 食べれるようになっています。
(多少苦戦はしていますが)
また置き餌で食べられるようになるとは思っていなかったので本当に驚いています。
もしかすると今だけで、また変化があったり、症状が進行するとわからなくなってしまう可能性はありますが、ちょっとだけ安心しました。
再び置き餌でも食べられるようにはなりましたが、基本は直接手 (もしくはピンセット) から与えるようにしています。
フトアゴ自身も、その方がストレスなく食べることができている様子であることと、神経障害による頭部の震えなどの体調チェックも兼ねて。
まあ、そうでなくても、まずは飼い主の手に向かって突撃してくるのですが。笑
餌と間違えて指ごといかれないようにだけ、油断せず、気をつけています。
どの程度見えているのかは正直わかりませんが、ケージの前を通ると、人影に反応して見てきたり、近づいてきたりするので、動く影に反応できるのは確かです。
先生も明暗はまだわかるようだと随分前におっしゃっていましたし。
人影や手以外には、ケージの扉を開ける音と声にも反応します。
最近は、呼んで近づいてきたら、ごはんをあげるということを繰り返していて、覚えてくれるよう、反復訓練中です。
そして、神経障害に関しましては、昨年の春頃に、落ち着いてきたかな?と感じて、そのまま夏も特に問題なく過ごしていたのですが、秋頃 (9月だったかな?) から、また震えが顕著に出始めた為、再び注射の頻度が増えてしまいました。
先生曰く、気圧の変化にも影響を受けたりするそうなので、もしかしたらそのせいかもしれないとのことでした。
個体差もあるので、必ずしもそうというわけではありませんが、参考のひとつにしています。
今年の4月に入ってからは、また震えが少しずつ、落ち着いてきているように感じているので、うちの子の場合、秋~冬に神経障害の震えが顕著に出てきてしまうのかな?と考えています。
まだ一年目の話なので、たぶん、そうかなあ?という状況ですが。
神経障害と診断が出てから、はじめは飲み薬を処方していただきましたが、いまいち効果が出なかったので、現在は別のステロイド系の薬を注射で打ってもらっています。
その為、症状の状況によっては通院が多くなるのですが、個人的に、動物の健康保険に入っていて良かったなと思いました。
(爬虫類に対応している保険会社もあります)
毎週通院することになる時期もあるのでだいぶ助かっています。
入るかどうかは、金額や普段の通院回数などにもよると思いますので、参考までに。
実は爬虫類の健康保険もあるんですよ~というご紹介ということで。
あとですね、個人的に冬の通院グッズとして、湯たんぽはオススメです。
保温性がとても良いです。
うちは小型のお湯を入れるタイプのものを使っています。
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また何かあった際には、こちらにも記録を残していこうと思っていますので、少しでも参考になれば、幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。