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軽井沢周辺旅行記1

学校のサークルのようなものが同じだった仲間たちと2泊くらいする旅の記録


しなの鉄道軽井沢駅

しなの鉄道軽井沢駅の改札は2つあり、新幹線改札がある2階フロアの改札と、地平レベルにある昔の駅舎の改札がある。

今回筆者は地平レベルからのスタートで、9/30に閉業すると聞いてお店「山屋」(閉業前だが、この時間は営業していなかった)に行った、そんな状況だったのでとりあえず地平の駅舎に入ってみたら、改札があった。

営業している線路の脇の、別の線路に電気機関車等が置いてあるが、そこは改札の奥で乗車券か入場券が必要であるエリアであることを初めて認識した。

自販機で切符を買った。

職場体験と思われる制服を着た学生が改札してくれた。おじさんのほうが駅員さんの感じがあってそれもよかったが、学生さんは学生さんでレア。

しなの鉄道御代田駅

窓口が開いている時間に降りた。

窓口で駅員さんが差し出すコイントレーに、降りる人々が小さい切符をぺっと置いていく。

以前降りた平原駅は無人駅だったのと、小諸駅はまぁ人が多いので駅員さんは居るよねと思っていて御代田は窓口があるレベルなのか、へぇ~と思った。

観光地だからか乗車券を買い、小さい切符を持っている人も多かったのだろう。筆者がこれまで見てきたエリアと時間は定期券ユーザーが多かったのかもしれない。乗り鉄だと改札見る経験が少ないのかもしれない。

駅舎の改札より軽井沢駅寄りの線路側は駅だが、その広場側は駅員さんのスペースではなくテレビ局のスペースらしい。

ちょうど、「取材中」の腕章(音に聞く、撮影いけないかもしれないところで、撮影するけどいいよね?をアピールするものか?)をカメラのストラップにかけた人が広場側の入り口から中に入っていった。ついでに猫も入っていった。屋外に出しているタイプの飼い猫……?

調べたら紹介しているサイトがあった。「西軽井沢ケーブルテレビ」というケーブルテレビらしい。猫の呼び名は「ねこ」らしい。ま、ねこってねこというよび名それ自体かわいいので!

なお御代田駅から浅間縄文ミュージアム、モップは歩けるらしい。が今回車で赴いてしまった。


浅間縄文ミュージアム

単体の施設かと思っていたが、複合施設の一部だった。

そういえば博物館について調べるとき、入場料や開館時間に目が行くが、建物が博物館単体なのか、そうではなく複合文化施設の中に入っているのかは調べづらい情報なのではないか。

現金のみの支払いで、HPの情報によると大人500円。小銭か千円札を持っていくべし。

1,2階のフロアがあり、1階が縄文(浅間山麓の縄文文化)、2階が浅間山噴火(浅間山の自然史)の展示。

大型バスで小学生団体が来ており、彼らが通過した館内を巡った。いい感じの団体人数、ちょっとした展示スペースの死角によって、団体の流れからそれるお子を見た。その後、団体は建物の外の広場の地面で昼食を取っていた。懐かしい光景。

1階

入る前に土器の口部分に膜を貼った、打楽器化しているものがあり、ぼんぼん叩いた。

縄文の入口は漆喰のような壁に文章や図があり、ざらざらの壁が文章や図の地の部分だけ平らで面白かった。展示替えのない常設展ならではだなと感じた。

入ったところのメインに屋根のないバージョンの竪穴住居があった。竪穴住居は個人的にはあの低い屋根部分が印象的だったのだがそんなのは資料集で把握できるので、中身を強調しているのだろうか。

(いつか写真を入れる)縄文文化の有名人の皆さん(資料集でみたことあるものばかり。実物大なのかは不明)

奥の部屋の川原田遺跡から出土した土器は、国の重要文化財。入口でも言われたので多分目玉。こんど特別展「シン・カワラダ」も行うそう。刺突文なる表現を初めて知った。丸い棒の上にある土器がガラスケースの中にあって自分の姿が反射してしまい撮りづらかった。


2階

いざ2階。改めて筆者自身地学好きだなとなった。噴火や山の成り立ちについて学ぶことは楽しい。

昭和50年代に噴火で階段の一部が埋まった寺の発掘調査をした、とあり、発掘調査が盛んな時期があったのだなと。

火口の熔岩だまりが数百メートル規模で上下するという展示もあり、驚いた。

浅間山の噴火の歴史の分類、「〜山の時代」の呼称が友人の好みにハマっていた。噴火のパネルが長方形を基本としつつ噴火の雲のふぶんがはみ出ていたりして素敵。

エルツおもちゃ博物館

一つ一つ読んでいくと観覧に1時間かかるが、ぱっと見だけでも館内は素敵なもので溢れていて、楽しめると思う。

よく通っていたイタリアン(ドイツのほうの食べ物屋さんではない)に天使の小さいものがいくつか並んでいたことを思い出した。あれは0から作られた物ではなく、この文化のもとで作られた物だったのかと思った。

最初のスペースはエルツのおもちゃ、次のスペースはジオラマなど、その次はおもちゃの工房ごとや有名なモチーフ、最後に遊べるスペースがある。

クリスマスによく現れる、熱で空気が登って羽根が回り、小物が動く、おもちゃ?、筆者が小学生の時に朝、読み聞かせの(される)時間があり、その際のBGM?としてPTAのお母さんがもってきていたオルゴールにその仕組があった記憶がある。

最初にミニチュア動物を大量生産する仕組みが動画を見たもののよく分からなかったが、別のケース内の、製作途中の物を見てやっと合点した

Reifendrehenライフェンドレーン
バームクーヘン状の回転体の断面(回転軸と垂直方向)がミニチュア動物の断面(頭〜尻尾まで)になっているような形をつくって切るとミニチュア動物が大量生産できる。

2つ目のジオラマの片方は、花を動物や人が持ってるジオラマで、しかしなんとなくサイズが異なる人形が近くに居てそれぞれ花を上にかがけているあたりを、筆者の個人の感想としては、不気味に捉えてしまった。

奈良美智の作品「」を連想した。

あるガラスケース内に「恩物」があった。

昔子供の時にそれのうちの一つで遊んでいて、長じて昨年あたりにどこかの展示でシリーズ物の一つだと知った。

その後、wikipediaやサイトで見ても、他の恩物の概念はわかるが、立体的なかたちや、サイズを把握できていなかったので、それぞれ実際に見て、把握することができてとても嬉しかった。

ノアの方舟
遊ぶことが制限された子どもたちへのおすめだったときいて、そんな状況があったのかと思った。清教徒時代のアメリカ、ヴィクトリア朝時代のイギリスの日曜に遊べる数少ないおもちゃだったという。

天使と坑夫 この組み合わせは初見だった

エルツ地方の代表的な工房の説明とその代表的な作品が60cm四方くらいの透明な四角の箱の中に入っている。あとは各地のモチーフやイベントなども入っていた。

羅列していく。以下は画像の文字化がメイン。

グリムス

ヒュヒットナー工房 くるみ割り人形(70cmくらい大きめ)

ヴェルナー くるみ割り人形、ノアの方舟、取っ手を動かすと乗馬する人々のミニチュアが動くふりこ式のおもちゃ

フレーベルの恩物

メルテン くるみ割り人形(キャプション曰く約70cmらしい。大きめ)

KWO多様なパイプ人形

ベッティーナ・フランケ

公式サイトを探したが、日本語の、紹介しているサイトか、販売のサイトしか見当たらなかった。※ドイツ語を読む方、公式サイト探してくださいませんか。

ゲンゼリーゼルganseliesels

ガチョウ番の娘の意味

木彫りながらあざやかな色付けが施されている

Meine kider

一人一人の名前のついた札がありそれぞれの個性や物語を感じさせてくれる

子どもの発達段階(年齢)に合わせたさまざまな遊び

子どもが楽しく遊びながら学ぶことができるおもちゃ知育玩具「恩物(おんぶつ)」

文字化メイン部分終了。

遊べるコーナー

最後、遊べるコーナーがある。
展示されていたもので遊べるわけではなくてセレクトショップで売っているものを、楽しめるような形。記憶にあるものを羅列しておく。
その1
虹に奥行きがあって色ごとに分割されているもの(それぞれのアーチ状に分割できる)
その2
きのこに顔がついていて下はビー玉が入っているもの、色違いで7個くらいのもの
その3
色とりどりの葉っぱなどの形が大きいものから小さいものまで7個ずつくらいグラデーションになっていて形ごとに色が異なり、それぞれ穴が空いていて棒の板があって重ねられるもの

などなどがあった。

ビー玉のものは最初どう遊ぶのか謎だったが、中央の本棚に商品説明があった。近くにあった、小さいまな板のような長方形の板の短辺の片方だけ少し垂直に板がついていて、それを置いて生まれる坂にきのこたちを置くとコトコトと歩く(落ちる…)

↓サイト

↑その場のものは水玉模様のあるキノコタイプだったが、模様が無いどんぐりタイプもあるらしい。複数のものをコトコトと合わせてみると可愛いなと思った。

ショップ

博物館を見た後、少しの間ショップに行った。

博物館のエントランスの右側に、スロープがあり、もともとの地形自体の勾配に合わせて、平面的にもカーブを描きながら上にいく。スロープの突き当りの扉を開けると、そこはショップだった。

思ったよりお試しは無いので、博物館のあとショップがよさそう。しかしショップにしかない面白そうな物もあった。木琴?シロフォン?は、おもちゃ屋さんのお試しものとしてありがちでは。そのショップにもあった。

一緒にきた楓氏を博物館の建物に残してきてしまっていて、筆者が扉から戻ろうとしたら、スロープを登ってきていた。

スロープは屋根があり、屋根、柱が赤で細い柱が40cmくらいずつの感覚で連なっていく。床が白くて素敵な空間。素敵なので一緒に行った仲間たちのポートレートを撮影させてもらった。入口の花壇も素敵だったので撮影した。

萌える緑に、白いもやが薄くかかるような、雰囲気の素敵さだった。森もあるらしいので時間がある方は博物館、ショップ、森と回ってみては。

アフタヌーンティに続く。

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