説明の難しさを富士山入山料のニュースで感じる

ヘッダー画像は、富士山で検索。半月ぐらい前からかな、家から見える富士山もだいぶ雪が積もる様子が見えるようになりました。

最初は、ラジオから「富士山の入山料が税金化される方向で検討が進んでいる」というニュースを聞きました。正直音で聞いた内容なので、実際の文面がこれはなかったかもしれません。とはいえ、富士山の保全の関係で、入山料が必要というのはざっくりとはいえ知っていたので、「そうかぁ、税金でやらないといけないのかぁ。とはいえ、登らない人からも結果的に徴収されてしまうのか。」というのが、最初に聞いた印象でした。

で、実際のところどうなんだろう?と検索してみて、最初にたどり着いたニュースがこれ。

文面は同じだけど、共同通信のがヤフーニュースにもあった。

で、これを読んでも「ん?税金といっても、山梨と静岡県民から取る感じなのか?【富士山を巡っては管理権限が分散しており、「使用料」として両県が受け取るのは難しいと判断。】管理権限が分散ってのはまぁ仕方ないけど、何か比率的な感じでうまく分けられないのかな。」と、まだ疑問が。で、その検索をしていたときにこのYouTubeのニュースがあったので、これを見てみる。

これを見てやっと徴収方法が、宿泊税や入湯税のような形で考えているというのが分かり、「ああ、入山料だと協力金でうまく集められないから、入山する人がかならず払うような形で、税金という形にして徴収しようってことか。」と理解しました。

単に自分が言葉、今回なら「法定外目的税」とかを知らないからというのもありますけど、なかなかたどり着けなかった。最初は「なんで富士山登らないのに税金として集められてしまうんだろうか」なんて勘違いしてしまったくらいですから。

ということで、「説明」って難しいなと思った。今回の例なら、これ山梨県や静岡県の協議されている方々は、何も間違っていないじゃないですか。方向性も含めて。でも、そのニュース情報をちゃんと捉えられるかで、印象や下手すれば間違って捉えてしまう。受け取り側の問題もあるけれど、ニュース記事として伝える側もうまく伝わるようにしている?って思ってしまう。

説明が足りていない」っていう評価基準があるけど、あれって本当に足りていないのは誰なんだろう?って実感しました。

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