記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ワールドトリガー 第221, 222話 「遠征選抜試験⑲, ⑳」 感想 (ジャンプSQ 2022年5月号)

今月も無事掲載。そして、毎度のことですが会話でキャラクターがより鮮明になる不思議なマンガです。

ちなみに、フォローさせて頂いている方もがっつり感想書かれているのですが、アニメから入ってもワールドトリガー沼にハマれば、原作の現状も楽しんでもらえているだなと。

そして、感想書くといろいろ書き出したくなるから、長くなるよなぁと、自分も今回実感。


ということで、ヘッダー画像は、今回も公式ツイッターからお借りしました。

では、一応 #ネタバレ を読んでしまうのを防止するための改行代わりのリンクを貼ってをしておきますか。

進化の表現をジャンケンで

「何人来ようと、グーではパーに勝てぬ」っていうこのセンス。遠征先での相性の悪いトリガーというか相性の悪い敵を表す背景マンガ表現のセンスがすごすぎる。一発で東さんが言っていることが理解できるもんな。

そして、その後の進化の形を表現ですよ。子供の頃ジャンケンで中指薬指小指を曲げて、銃みたいな形をして、「グーチョキパー全部ある」みたいなことって言っていたもんなぁ。まさにそういう感じを表現していて、これも納得しか無かった。

絵馬は感覚派?

木虎からすると、絵馬は当真、佐鳥と並んで、絵馬も感覚派だそうな。結果的に全員スナイパーだな。

当真はまだ分かる。佐鳥も、でも絵馬は感覚派かぁ?いや、3人共自分のスタイルをそれなりに理論というか人に説明できそうだけどなぁ。でも、木虎の論理的なスタイルとは合わないとかそういう感じなのかな。

育成を助ける

二宮さんは年少組を「単にちゃんとやれ」と高圧的に扱っているということではなく、育成をやっていると。そして、それを見守る東さんも単に見守るのではなく、その育成を手助けする。いやー、なんて素晴らしい関係性というか組織?チームなんでしょうか。

その一方で、絵馬も千佳も普段と違う隊だから、自分自身で頑張ろうとしているんだろうね。だから、東さんいるけど、頼ったりはまだできていない。B級とはいえ、若くして流石にボーダーで戦っているんだから、みんな優秀なんだろうし。

ザキさん、気になります。

影浦、犬飼、太一、現状ではみごとに悪い方向に噛み合っていない感じになっていますね。

犬飼のカゲに対するスタンスは、間違ってはいないと思うけど、「試験の結果は出しますから」というスタンスだけではダメなんだろうなぁ。カゲに対するスタンスが、他にも悪い感じで出てしまっているんだろう。その象徴が太一という感じ。

で、その上でザキさんがどう思っているのか?というところですよね。これは気になるなぁ。先々月の号で、遊真と虎太郎の件で話をしていたといい、ほんとザキさんがいろいろ動いている感じが良い。

髪型変わって誰?

で、その柿崎隊の照屋ちゃんですよ。水上9番隊のシーンで「これは誰だ?」ってなります。それは、この後も何人か同じように「シャワー浴びたあとと思われるから、髪型が普段と違う」っていう細かいことをやってきます。

水上の照屋ちゃんものまねも突っ込みたいですが、それよりもその後のことわざでの「にっこり」は同じ柿崎隊の宇井さんオマージュなんだろうか。香取と寝室の話のとき。あれは「ニコリ」だったけど、なんか似ている。

隊長は隊長を知る

東さんもそうだけど、荒船さんも隊長だから、隊長のやりたいことをやらせてあげるっていう感覚があるのかな。隊長経験者がみんなそういうことではないと思うけど、多少なり影響するんだろう。

その意味では、唐沢さんが諏訪7番隊は3人隊長経験者がいるっていうので評価していたのがのちのち効いてくるのかもしれない。

3の口アイコンで誰だか分かる

髪型の件に話を戻すと、荒船さんはまぁ良いとして、来馬5番隊の小荒井コアラですよ。

弓場サンは、神田送別会で髪をおろしていたのを知っているから、そこまで違和感はないですが、コアラはほんと「誰?」ってなった。で、名前を呼び、吹き出しの3の口アイコンで「なるほど」ってなった。

それにしても、弓場さんはリアルにアイアンクローとかしているな。まぁガチで痛めているというより、男子相手のおふざけな感じなんだろうけど。

ホンマに?

隠岐の諏訪さんに対する「隊長っぷり」や「ホンマに?」っていう感覚は読者の声だよなぁ。笹森は普段、どういう感じで「諏訪さんでラッキー」って思っているんだろうか。やっぱり、意見を吸い上げて任せる感じとか、そういうところからなのかなあ。

笹森が諏訪さんを知っているように、隠岐は水上を知っているから、極端に点数が高いことに対して、思うところがあるんだろうな。

自分が感想を書いていてちょいちょい思うのは、こういう人の関係性が話の一連のなかでずっと続くんですよね。単に俺の感想がそう書いているだけかもしれないけど、今回ならザキさんの引きで、照屋ちゃんのところに繋がったりとか。そういう作りの上手さもワールドトリガーの面白さかもなぁ。


いやー、続きで水上の件や、残りの隊の話になるだろうから、もう楽しみです。


#マンガ感想文
#ワールドトリガー
#ワールドトリガー感想
#好きな漫画家
#葦原大介
#ジャンプSQ
#トリガーオン
#ワートリ
#私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?