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花の偏愛日記 萩尾望都編
みなさん漫画は読みますか?
私は読みます。むしろ大好きです。
あんな小さな立体の中に、登場人物の人生、世界そのものがギューっとつまっているんです!
自分の人生とは別の人生を体験できる。
熱血過ぎるかもしれませんが、漫画を読むということは、そのくらいの異次元のことだと思います。
そんな漫画狂の私が今回ご紹介させて頂くのは「萩尾望都」先生。
知る人ぞ知る「少女漫画の神様」です。
『半神』
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16ページ。たったの16ページでこんなに人を感動させるなんて...!!
初めて読んだときの衝撃たるや。
短いお話なのに、ズーンと心に残り続けるものがあります。
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『11人いる!』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137577203/picture_pc_305a6c1049c35dbb2cd5d22d6e30cb80.png?width=1200)
私が初めて読んだ萩尾望都先生の作品です。母の本棚にあり、出会ったのは小学生だったと記憶しています。萩尾望都作品の中でも特に、子供でも読みやすいストーリー!
作中に色んな星の人種(宇宙人?)が登場するのですが、みんな見た目も文化も個性的。でも特にフロルが可愛い!!
フロルが一体どんなキャラクターなのか...女性なのか男性なのか、はたまた...?作品を読んでぜひ確認してみて下さい。
『ポーの一族』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137577294/picture_pc_fbd32e512fbfc0267b421a788664a303.png?width=1200)
言わずと知れた代表作。あえて多くは語りません。
ひたすら耽美...
この時代の少女漫画特有の、性を感じさせない天使の様な美少年たちを存分に味わえる作品です。
なななんと、40年ぶりの続編が出版され、2021年11月に「ポーの一族~春の夢~」が完結しています。
わりとどんなジャンル、どんな時代の漫画も読みます。
90年代に生まれた私ですが、本当に好きなのは70年代の漫画。
そこには今流行りの、大量にはられた伏線、トリック、覚えなくてはいけない特殊な能力の設定なんてほとんどありません。
登場人物の繊細に描かれた人間性、時代と文化に基づく作品背景や舞台、設定。
それだけで充分すぎるほど魅力的で、とてつもなく重厚なんです。
今回ご紹介した萩尾望都先生もまさに70年代の少女漫画黄金時代を築いた数々の漫画家の代表的な1人です。
みなさんもぜひ、萩尾望都作品を読んでみて下さい。
全くの別世界を体感できること請け合いです。
本当はもっと紹介したい作品がたっくさんあるんですが...
オタク特有の情熱が止まらないので、ここら辺で終わりにします。
ここまで読んで頂き有難うございました!
written by 花