ステップアップUnityを読んだ

Unityの入門書を一通り読んだので、より実践的な書籍に挑戦したいと思い、ステップアップUnityを読んだ。全体を通してはUnityにはこんな機能もあるんだなあという部分が知れたので良かったと思う。

Part1 Unityでシンプル3Dゲームを作成

入門的な内容でこれまでの復習になった。

Part2 モバイルAR開発の実践

ARアプリをビルドしたところGradle関連のエラーが出て、進めることが出来なかった。公式のサポートサイトで提供されているプロジェクトを利用しても同じエラーが出たので、あまり深追いはせずに内容だけをざっと読んだ。ARアプリはまた別の機会で勉強することにする。

Part3 現場で使えるUI実装

前半はuGUIについての紹介だった。UIについてはこれまでのテキストでも体系的な説明がなかったので、一通り基本的なことを学べたので良かった。中盤は既存のuGUIを拡張して、ドラッグ&ドロップ機能の実装等など実践的な内容が中心だった。後半はDOTweenによるプログラムで制御するUIアニメーションの紹介であった。

Part4 Editor拡張で開発効率化

前半はSerializeFiledのAttribute属性について説明があった後に、自作のAttribute属性の作成方法の説明があった。これまではUnityの開発でAttribute属性を指定することは殆どなかったので、一通り知ることが出来たので良かった。

自作のAttribute属性を利用した変数(Inspector上でReadOnlyになっている)

後半はUnityではどのようにリソースが管理されているかの説明と、リソース整理のツール作成方法の説明があった。UnityではAsset配下のファイルは全てmetaファイルが作成され、そこに記述のあるGUIDで管理されていることを知ることが出来て良かった。

Part5 Unityアプリの負荷軽減

Unityでスマートフォンのアプリを作成する際に、負荷削減の方法を解説した章だった。実際の現場におけるCPU負荷とGPU負荷の削減について、かなり具体的な方法の説明があり、少しニッチな内容だった。

Part6 3Dゲームのための絵作り

Unityにおける絵作りについて、マテリアルや光、影の設定について解説した章だった。これまではテキストの通りにマテリアル等の設定を行ってきたので、基本的なところからの説明だったので参考になった。

UnityにおけるAI

Unityの開発で利用されるAIについて解説した章だった。例として挙げられている中でNavMeshは利用したことがあった。ビヘイビアツリーやML-Agentは試したことがなかったので、概要を知ることが出来たので良かった。


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