写真を楽しむためのワンポイントアドバイスや簡単なカメラ講座、写真を通して見える世界をお届けしていきます。
noteで始めます。
はじめまして。前田龍央(まえだたつお)と申します。
2020年3月現在で写真と真剣に関わりはじめて22年になる40歳のカメラマンです。
といっても、カメラマンとして撮影のキャリアはその内の半分。残りの半分は写真ギャラリーのオーナーを20代でやってたりと、一般的なカメラマンとはちょっと違った経歴をもっております。
そのちょっと違った経歴で得た能力や写真感、写真を通して見ている世界をここで表現していけたらと思っております。
ザッと略歴
AURACROSS 代表
前田龍央 Tatsuo Maeda
1980年福井県福井市生まれ
日本写真映像専門学校卒業(大阪市)
2004年 写真ギャラリー「aura cross」(大阪市)オープン
2009年 ギャラリー閉店後帰郷/帰郷後フリーランス活動
2011年 ウエディング撮影スタジオにて勤務
2014年 再独立「AURACROSS」として活動。
2016年 スタッフ加入を期に「Dot.Graph」をAURACROSSの一部門として家族写真・記念写真専門の写真館ブランドとしてスタート
ちょっと詳しい略歴
家族全員で写真に写って残すこと。
学生時代、写真表現コースというファッションや広告、作品づくりを学ぶ資格のとれないコースで写真を学んでいました。
当時はミュージシャンのCDジャケットを撮ったりするカメラマンになりたかったように思います。
ただ、小学生、中学生、高校生と思春期であっても両親のおかげで色々な所へ旅行へ連れて行ってもらっていました。
その頃から旅先で父がカメラを誰かに預け、家族全員で写真に写っていました。そんな経験があったからなのか、思い出として写真を残すことの大切さを心の奥底で感じていました。
そんな時、同じ学校で別のコース「営業写真コース」に通う同級生から表現コースは楽しそうだね!って言われました。
もちろん楽しいのですが、その時同級生に何気なく答えた内容が未だに記憶されています。
表現という写真ってもしかすると世界中に感動してもらえるかもしれないけど、一人も感動しないかもしれないよ。
でも写真館で写す写真って、写っている家族やその周りにいる人たちに感動してもらえるから素敵な仕事だよね。
そんな言葉を伝えながらも、世界中の人に感動を与える写真を撮ろうと学生時代を過ごしていきます。
そんな時に同じコースに通う同級生の写真に衝撃をうけることになります。
彼の作品は自分の家族写真でありながら、写真表現として確立していました。
そんな彼の作品を世の中に出していこうと考え、写真学校を卒業した後、約3年後に自分でギャラリーを開業します。
ギャラリーでの作品発表を続けていく中で、家族で写真に写ることの意義や楽しさ、そしてそこから生まれてくる幸せな気持ちを作品としての写真だけでなくて、たくさんの家族にも伝えていきたいと思うようになっていました。
かっこよさそうなカメラマン像に憧れて学んだ写真。
その後、多くの同級生との出会いの中で、一際飛び出た才能に出会い、自分の原点である家族写真に幸せを見つける。
それを伝える仕事は何かを模索してギャラリー経営。
そして地元福井に戻ってのカメラマンとしての活動。
これらの経験が今に繋がっています。
自分の家族で写した家族写真
自分で写したというか、自分で体験した家族写真ですね。
現在オーナーを務めいている写真館「Dot.Graph」のカメラマンに僕の家族を撮影してもらいました。
最初の写真は2018年の年末。父が難病指定の病を患い徐々に体力が落ちていくと言われていました。
その事をどうするか話し合ったときに帰省してきた妹。
義理の弟やその甥っ子姪っ子はいない状況だったので、父と母を中心にした家族4人だけの写真を残したくて撮った写真。
その後1年も経たずに父は旅立つのですが、やはり残しておいて良かった写真です。日々衰えていく父の姿は日常でした。ただ旅立った後、思いだす父の笑顔はこの写真や過去にたくさん残してきた元気だった頃の笑顔。
思いだせる笑顔はたくさんあった方が良いなと体感しました。そして、その父の横に僕たち家族も笑顔でいれたことが幸せを感じさせてくれています。
2枚目の写真は父が旅立った後の七七日法要の時に集まってくれた親族との記念写真。
この時も絶体に写真を残そうと決めていました。
次にみんなで写るときがいつになるかわからない。
この写真を次に目にするときに、家族親族でどんなコミュニケーションが生まれるか、どんな思い出が語られるのか。それが楽しみです。
写真が気軽にたくさん残せる時代だからこそ
デジタルカメラが普及しだして約20年くらい。ケータイカメラ、スマホカメラなど、ほぼ全員がカメラマン状態。
カッコいい写真やエモい写真、映える写真の撮り方やワンポイントアドバイスはほぼ書きません。
ただ、基本的なカメラの使い方や思い出を素敵に残していく技術やワンポイントアドバイスは色々書いていきます。
そして、写真を通して幸せを感じられる機会をたくさん紹介していけたらと思っています。
お時間あるときに時々のぞいてみて頂けたら幸いです。
ということで自己紹介でした。
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