【強欲とは】 熱海梅園の梅、王蟲の渇望
木に咲く花の中で、梅が一番好きです。まだ寒さ厳しい中でポチポチと咲く様子が、重たい冬の空気にぽわっと灯るぼんぼりのようだから。
でもよく見ると、その雌蕊は王蟲の触手みたいです。伸ばした触手は己の欲望を満たすためなのか、王蟲同様、別の何者かを救おうとしているのか。
メジロは、梅側の思いなど一ミリも鑑みることもなく、容赦なくムシャムシャと食い散らかしていく。綺麗は汚い、汚いは綺麗。シェークスピアの御代から、人間も自然も何も変わってはおりませぬ。
2月の梅本番は慌ただしく過ぎていきそうなので、熱海梅園での脳内劇場のお裾分け。いや、こんなことを考えてるのは私だけかも知らんけど。
ここまできたなら来宮神社にもご挨拶に立ち寄ります。
以前よりも「観光」化されていてちょっとびっくりしましたが、御神木は何とも思っていないでしょう。
この日の宿は、少し足を伸ばして伊東温泉。
お宿のご好意で、お部屋がアップグレードされました。ありがたや…
広いお部屋で資料を読んで、お風呂入ってビール飲んで、脚本読んでお風呂入ってお夕飯を食べて。
少し休んでからまたお風呂に入って関係ない本も読んで、筋トレ少しして。
遅めチェックアウトを利用して、朝も「お風呂と読書と食事」ルーティンを２回ほどしてから帰宅しました。
さあ、やったるで（何を？）
明日も良い日に。
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