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昔は遅くまで働いてましたが、今はゆるゆる生きてます。noteの内容は個人の見解で所属組織に無関係です。

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マガジン

  • 中小企業の社長の子供達

    中小企業の社長の子供達のための相談窓口と生き残るためのノウハウ集

  • 参考記事

  • 時事ネタ:無料

    事業再生の目線で見た時事ネタ。地方の再生案件や自治体のことなど。

  • 小説:そして、誰でも良くなった ~ 7人の就活生

    就活 × ミステリ

最近の記事

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中小企業の社長の子供達のための専門家相談窓口

中小企業の社長の子供たちのための、弁護士、事業再生コンサル、経営者、ファイナンス等の専門家による相談窓口を試験的に設置します。 相談に乗るのは私含め、夜逃げ、親の自己破産、自殺未遂等、親の会社の理不尽なトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、専門家や経営者になったメンバー複数名です。 「再生する側」「再生される側」双方を経験した同業者達が次の世代に負の遺産を残さないよう、有志で集まっています。 ・親が中小企業の社長である ・倒産や相続、子供まで個人保証を求められた等の問

    • ⑥山形 大沼百貨店の競売とその後

      本業が忙しくこちらのアカウントはサボっておりました。。。 5記事も書いてしまった謎の縁のある大沼百貨店ですが、また動きがありましたね。 2020年3月に大沼の山形本店などの土地と建物について、抵当権者の山形銀行は山形地裁に競売を申し立て、認められました。報道を見る限り、2020年7月時点で、まだ次の所有者は明確になっていないようです。 また、以前の従業員による「感謝セール」も開催されるようですね。閉店セールさえなく倒産してしまったので、こういった場が開かれるのは良いことだと

      • 明日いきなり、家業の借金を背負うかもしれない話

        本業が忙しくなり、久々の更新となります。 以下のページを立ち上げて半年… コロナを受けて書いたシリーズが以下… コツコツと誰かのためになればとnoteを書き、、Twitterではインプレッションを稼ぐべく、しょーもないつぶやきも続けてきましたが、最近、相談を実際に受けました。 やっていてよかったなあと思う気持ち半分、難しさを感じたのが半分。 相談内容は守秘性から書けませんが、学んだことが二つあります。 ①明日は我が身の「実家の商売問題」中小企業の経営者のお父様が亡くなら

        • https://www.yamagata-np.jp/news/202005/29/kj_2020052900651.php 山形の大沼百貨店、また動きがあったようですね 本業が忙しく、しばらく書いてませんでしたが、取り急ぎ

        • 固定された記事

        中小企業の社長の子供達のための専門家相談窓口

        • ⑥山形 大沼百貨店の競売とその後

        • 明日いきなり、家業の借金を背負うかもしれない話

        • https://www.yamagata-np.jp/news/202005/29/kj_2020052900651.php 山形の大沼百貨店、また動きがあったようですね 本業が忙しく、しばらく書いてませんでしたが、取り急ぎ

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        記事

          山形 大沼百貨店に見る事業再生の難しさ⑤

          山形 大沼百貨店倒産に関する最初の記事をアップしたのが2月。 なぜか3月、4月になっても大沼関連のアクセスは増え続け、私も「?」だったのですが、以下の記事が3月半ばにアップされたことを知り、ウイルスとか色々ある中で、まだまだこの件は社会の関心を集めてるんだなと思い、ついに連載5回目です。 今回のテーマは大沼の事例から考える「事業再生の難しさ」と再生できるかの分かれ目になる「現実を直視する力」です。 大沼のケースは「地方企業の縮図」であり、考えさせられることが多いです。企業経

          山形 大沼百貨店に見る事業再生の難しさ⑤

          ④倒産家族の生活 ~ 社長家族は辛いよ

          「再生される側」「再生する側」両方を経験した立場から、「倒産」について書く第4回です。読むのに6~7分くらいかかります。 第1回でも触れましたが、倒産の家族への影響についてより詳しく書きます。今回「例のウイルス」の影響なのか、過去分含め、一連の倒産関連記事のアクセス数がじわじわ伸びています。 良いことなのか分かりませんが、やはり、皆さん心配される家族のことを書くのがよいだろうと考えました。創業、承継のことを考える方にも「再起できる転び方」が伝わればと思って書いています。

          ④倒産家族の生活 ~ 社長家族は辛いよ

          始まりましたね、大沼百貨店の土地建物の競売が https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57217560V20C20A3L01000/ 一連の経緯について連載した記事はこちら https://note.com/ikkudo/n/ne05827fb9193

          始まりましたね、大沼百貨店の土地建物の競売が https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57217560V20C20A3L01000/ 一連の経緯について連載した記事はこちら https://note.com/ikkudo/n/ne05827fb9193

          ③倒産家族の生活 ~ 個人保証ってまだ合法なんですか?

          親の会社の倒産 ⇒ 再生ファンドと「再生される側」「再生する側」両方を経験した立場から、「倒産」について書く第3回です。読むのに5分くらいかかります。 今回、コロナの影響で飲食、宿泊、音楽、スポーツ関係を中心に倒産と自己破産が増える!という記事が出た際に、SNS上で 「あれ?個人保証ってまだ合法なんですか?」 というコメントがありました。 まだ、経営者と個人保証については誤解が多いんだなと思い、当初と編成を変えて「個人保証」について今回書きます。 80歳のおばあちゃんに借

          ③倒産家族の生活 ~ 個人保証ってまだ合法なんですか?

          ②倒産家族の生活 ~ 経営者の親を殺さない方法

          親の会社の倒産 ⇒ 再生ファンドと「再生される側」「再生する側」両方を経験した立場から、「倒産」について書く第2回です。 今回は割と短め、3~4分で読めます。 悲惨なイメージばかりが語られる倒産と自己破産ですが、その大半が誤解です。きちんと弁護士に相談せずに、自殺、離婚、闇金、夜逃げに走ることが危険、と書いたのが第1回:リアルな生活と正月に届かない年賀状です。 今回は社長と自殺についてです。 ↓ 連載に当たって 毎日どこかで自営業者が自殺している1,483人 これは何

          ②倒産家族の生活 ~ 経営者の親を殺さない方法

          ①倒産家族の生活 ~ リアルな生活と正月に届かない年賀状

          親の会社の倒産 ⇒ 再生ファンドと「再生される側」「再生する側」両方を経験した立場から、「倒産」について書く第1回です。 長いので、読むのに7~8分かかります。結構気合入れて書きました。 今回、コロナの影響で「倒産」を考える人が増えたと聞き、急ぎ書いています。 悲惨なイメージばかりが語られる倒産と自己破産ですが、実際どのような生活になるかはあまり情報がありません。 「未知が恐怖を生む」「まずは正しく知ること」 今回のコロナ対策で情報発信をされている医師の言葉です。 倒産

          ①倒産家族の生活 ~ リアルな生活と正月に届かない年賀状

          https://note.com/ikkudo/n/nbd115b9122ff 大物クリエーターが続々自作を無料公開してるのを受け、自分が小さく思えたので無料公開することにしましたw 気晴らしに読んでくれぃ 就活が舞台の実際の事件をベースにしたミステリです

          https://note.com/ikkudo/n/nbd115b9122ff 大物クリエーターが続々自作を無料公開してるのを受け、自分が小さく思えたので無料公開することにしましたw 気晴らしに読んでくれぃ 就活が舞台の実際の事件をベースにしたミステリです

          連載:倒産家族の生活

          この記事は、中小企業の経営者およびその家族、もしくは金融機関、コンサル等で中小企業支援に取り組む方向けに、 父が経営していた会社を倒産させ、 学生だった私が弁護士とともに破産手続きを経験した経験から、 当事者として経験および必要知識を連載形式で発信をします。 父の会社の倒産は私の就職活動直前の3月でした。 某大手企業複数社の最終面接に進んでいた私はストレスで8日間昏睡。 面接はボロボロ、まさかの全滅。 オナサケである投資会社の書類整理のバイトとして採用され、意外にもそこから

          連載:倒産家族の生活

          続報:山形 大沼百貨店のその後④ ~ 割と悲しい現実

          前回で終わるつもりだったのですが、何故だか気になってしまい、再び大沼百貨店のその後について書くことにしましたw 元従業員の方からも読んでいるとメッセージいただき、不思議な思い入れが本件に生じてしまったようです。 大沼倒産から1か月いずれも有料記事なので、ポイントを抜粋します。 ■不動産の跡地活用 地元商店街では「大沼がなくなったことで再開発が進む」と期待感が膨らんでいる。 関係者によると、大沼跡地を巡っては東京の複数の不動産会社から商業施設として一部を再開したいと

          続報:山形 大沼百貨店のその後④ ~ 割と悲しい現実

          中小企業の社長向け ~ 新型肺炎関連倒産と今、取れる策

          この記事は中小企業の社長向けに新型肺炎関連倒産についてまとめた記事です。忙しい社長向けに3分強で読めます。 この記事を書いている私は、 ・地方の再生案件に従事してきた元再生ファンドの人間 ・災害に遭った企業に常駐して建て直しをやっていた という立場で、実戦経験に基づき書いています。 ①新型肺炎の影響の出る前から倒産は増えている【引用】 2020年1月の倒産件数(713件、前年同月比2.7%増)は、5カ月連続で前年同月を上回り、1月としては2015年1月(708件)以来5年

          中小企業の社長向け ~ 新型肺炎関連倒産と今、取れる策

          検証:山形 大沼百貨店倒産③ ~ "うさんくさい"ファンドがなぜ選ばれたか?

          2020年1月26日に破産申請した山形の大沼百貨店(以下、「大沼」)について事業再生の専門家の立場で検証した記事の第3回です。 第3回は大沼で用いられた「私的整理」スキームとマイルストーンターンアラウンドマネジメント社(以下、MTM社、長い…)のスポンサー選定についてです。 専門用語を極力使わず書いていますが、マニアックなので興味のある方だけ読んでくださいw そこそこ長いので読むのに5分はかかります。 これまでの記事 ↓ 第1回:どうすれば生き残れたのか? 第2回:伏

          検証:山形 大沼百貨店倒産③ ~ "うさんくさい"ファンドがなぜ選ばれたか?

          検証:山形 大沼百貨店倒産② ~ 伏線はもっと前

          2020年1月26日に破産申請した山形の大沼百貨店(以下、「大沼」)について事業再生の専門家の立場で検証した記事の第2回です。 山形の方、小売、百貨店や地方企業に関わる人むけです。 前回より短めで3分くらいで読めます。 前回の記事 ↓ 前回の記事では、本件は 「地方の百貨店は厳しいからね~ しょうがないよね~」 で単純に片づけられる話ではなく、 「初動が遅かった」 「傾く会社で権力争い」 をした事案であり、 「しょうがないよね」で片づけることへの疑問と 「自分

          検証:山形 大沼百貨店倒産② ~ 伏線はもっと前