ブランディングは積み上げが大事。では、高く積むか、平たく積むか?
こんにちは。
企業成長をサポートする株式会社Dot.代表の安東です。
VUCAと呼ばれる時代において、ビジネスにおけるブランディングは重要な戦略の一つです。
特に他社との差別化をはかりたい中小企業にとっては、これからブランドを戦略としてどう積み上げていくかは、成長し、競争の中で抜きんでるための重要なカギとなります。
今回は、そのアプローチについて考えてみましょう。
高く積むか、平たく積むか
ちょっとだけ想像してみてください。
あなたには一年に10個のブロックを積むと仮定します。そのブロックは多くの人に知ってもらえるチャンスだと思ってください。
さて、あなたはブロックを高く積むのか、それとも平たく広げるか、どのように積み上げる指示を出しますか?
高く積むと、遠くから目立ちますが、安定性が損なわれるリスクがあります。
一方、平たく積むと、しっかりとした基盤ができる一方で、見た目には変わり映えがなく、周囲に埋もれてしまい、他者との差別化が難しくなる可能性があります。
ブランディングの視点で考える
ブランディングも同じです。
目立つためのインパクトのあるメッセージやビジュアルが必要なのはもちろんですが、ただ目立つだけでは長期的な成功は見込めません。
顧客の心に響かないブランディングは、ただ高く積んだだけでは簡単に崩れてしまう、つまりは短命に終わる可能性が高いのです。
結局のところ、重要なのは「バランス」です。
高く積みながらも基礎をしっかり固めることが大切です。
インパクトを持ちながらも、顧客とのつながりを強化することで、持続可能なブランディングが完成します。
実践するためのポイント
では、この考え方をどのようにビジネスに落とし込むか。以下の4つのポイントを考慮してみましょう。
インパクトのあるビジュアル
第一印象が肝心です。ロゴやウェブサイトのデザインを見直し、強く目に留まるようなビジュアルを作り上げましょう。もちろん、ただ目立つだけではなく、そこにちゃんとした「基礎」が必要です。ストーリーテリング
では、「基礎」とは何か?となったときに必要なのが、ブランドの背後にある「ストーリー」ということになります。顧客が共感できる自社ならではのエピソードを伝えることで、感情的なつながりを生むことができます。信頼の構築
ビジュアルやストーリーで差別化するだけでなく、安定性も必要です。顧客のフィードバックに真摯に対応し、信頼関係を築くことで、ブランドの安定感を高めましょう。ここは自社のファンづくりという観点でも非常に重要なポイントとなります。定期的な評価
最後に上記の1〜3をきちんと言語化しながら、自分のブランディング戦略を定期的に見直し、高さと広がりのバランスを調整し続けることが重要です。ここはなかなか経営者やリーダーひとりでは難しい部分なので、外部パートナーに月1程度参加してもらうことで効率化が期待できます。
最後に
ブランディングは、単に目立つことがゴールではありません。長期的な関係を育むための基盤であり、企業成長のための戦略です。
目立つ「高さ」と安定する「広がり」を意識しつつ、他者との差別化を図りましょう。
次年度の10個のブロックをどう積み上げるか、その選択があなたのビジネスの未来を形作る一歩になります。
株式会社Dot.では、こうした企業のブランド戦略についても並走し、しっかりとした企業基盤を構築するお手伝いをしております。
初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
それではまた。
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