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パリ・ノートルダム大聖堂展に行ってきました。
Merry Christmas⛄️🎄✨
皆さま素敵なクリスマスをお過ごしでしょうか?
私はお嬢と2人、以前より気になっていたパリ・ノートルダム大聖堂展に行ってきました。
パリのノートルダム大聖堂は、世界遺産パリのセーヌ河岸を構成する資産の一つです。
ゆっくり見たかったので平日の朝イチで行きました。
人混みが苦手なもので…💦
おかげで一番乗りのガラガラ状態で入場できました。えへへ~😋
場所はフジテレビ湾岸スタジオのすぐそば、東京はお台場にある日本科学未来館です。
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ご存知の通り、ノートルダム大聖堂は2019年4月に火災により大きな被害を受け、大修理を行っていました。
ノートルダムが燃えているニュースをテレビで見た時はまだ世界遺産の勉強を始める前でしたが、パリの有名な文化財が真っ赤な炎を上げて燃える姿を見た時は心に大きな動揺が走りました。
700年近く前から続く歴史ある建造物が一瞬で灰になってしまうことが、とても衝撃的だったのです。
しかし先日報道でもあった通り、パリのノートルダム大聖堂は5年の月日を超えて修復を終え、つい2週間ほど前に新たにお目見えとなりました。
再びノートルダム大聖堂がその門を開けるのに際して、ローラン・ウルリッヒ大司教は燃え残った梁の一部で作られた杖で扉を叩き、
「信仰の模範であるノートルダムよ、扉を開き、遠く離れた神の子どもたちを喜びのうちに一つに集めよ」
と述べられたそうです。
ノートルダムとはフランス語でNotre-Dame。
我らが貴婦人。つまり聖母マリアのこと。
まさしく「我らの貴婦人」が戻ってきたのですね。
今回の展示はその修復後のお目見えに合わせて開催されたもので世界15都市目の巡回展だそうです。
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美しい…
実際のバラ窓は高い位置にあるので、
こんなにじっくりと絵を眺めることができるのは
展示ならではかもしれない。
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マリア様のお顔が神々しい。
遠くに写っている
頬杖をついているような
ガーゴイルもキュートじゃないですか?🥰
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全部見終わるのに2時間かかりました。
なぜなら…
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専用機タブレットで各展示の前で情報を読み込むと写真のような画面が出てきて
ノートルダムの歴史がまるでゲームのような世界に入り込んで知ることができるからなのです。
没入感がすごい。
また、修復の様子についてもドローンやCG解析などの最新技術が使われたものがタブレットから知ることができ、
しっかり見ようと思ったらもっと時間がかかるかもしれません!
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当初は修復に何十年もかかると言われていた。
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どうしてこんなに心落ち着くのでしょうか・・・
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↓
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ジョゼフィーヌに皇后の冠を授けているところ。
ジョゼフィーヌは跡継ぎが
生まれないことを理由に離縁された。
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19世紀にヴィオレ・ル・デュクによって
再建されたデザインを基に
今回の修復が進められた。
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衝撃的な写真でした。
いやはやすごかったー。
ノートルダムの歴史はもとより、ステンドグラス、彫刻などをこんな細部まで見ることは現地でもなかなかできないであろうと思われ、すごく楽しかったですし、勉強になりました。修復の様子も貴重なものを様々な角度から見せていただいた気がします。
この展示は先にも触れさせていただきましたが、世界15か国で巡回しており、火災という痛ましい惨事ではありましたが、これがもしかしたらノートルダム大聖堂という世界遺産を保全していく資金になってゆくのかな、そうだったらいいな、とも思いました。
同じく火災にあった首里城もこういった資金の集め方を考えてもよいのではないかなーと思ったり。
しかしすごく疲れました。
昭和生まれのアラフィフはデジタル機器に弱いのです😅
今日はゆっくりお風呂に入って、年内もう少し頑張って働こうと思います。
この展示は2月24日までやっています。
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。