23歳大学1年生。IBSと、摂食障害
23歳大学1年生です。
恥ずかしい人生を送ってきました。
我が恥のおすそ分けです。
IBS
14歳の時、IBS(過敏性腸症候群)になりました。
ささいな緊張でお腹を壊したり、おならが出過ぎたりする病気です。
50分の授業中に10回以上トイレに席を立つ生活をしていました。
馬鹿にされたり心配されたりすることが嫌で、学校に行かなくなりました。
繊細で乙女な私は、おならが出過ぎて学校行きたくない…など口が裂けても言えず、親にも理由を打ち明けられませんでした。
結果、「どうして学校に通ってくれないのか」と母を涙させることとなりました。
それでもなお、おならが原因で…とは言い出せませんでした。
摂食障害
保健室登校でなんとか中学を卒業した16歳の時、摂食障害になりました。
痩せていると言われることに快感を覚え、痩せを維持するためミニトマトだけ食べていました。(拒食期)
約1年後、やはり拒食は過食に転じ、簡単に15kg太りました。(過食期)
あまりにも自分が醜い。
どれほどの醜さかと言うと鏡を見ると本気で吐けるレベルでした。
他の誰かにそんな酷い思いをさせたくない心優しい私は、進んで部屋にひきこもりました。
精神病院
高校を卒業してすぐの18歳、精神病院に2度入院しました。
この頃には他人の視線が怖くて電車や店に入れず、玄関から出ることすらできませんでした。
そんな私を見た母に連れられ、精神病院に入院することになりました。
「不安障害」「軽度発達障害」と診断されました。
体は健康体なのになぜ入院しているのか?
私はなぜ普通に学校に通えないのか??
私はいつか母に捨てられるんじゃないか???
自分があまりにも情けなくて恥ずかしくて、精神病院内の購買でパンを大量に買ってはトイレでもぐもぐ詰め込んでいました。
退院してからも家から出られない生活が続きました。
何も食べなければIBSを発症しにくいために断食→その反動で過食→腸が疲弊してIBSが悪化、という悪循環が出来上がっていました。
流れを断ち切れないまま時間だけ過ぎ、親のスネをかじりにかじる生活への罪悪感から、毎日死ぬことだけを考え、21歳になりました。
大学受験
さあ死のう、と思い立った瞬間、自分の中で何かが吹っ切れました。
もう散々迷惑かけて生きてしまったのだから、今更死んだところで何を清算できよう?
ならば逆に、死ぬ前に好き勝手やって最大限迷惑かけて死んでやろう!
私は親に高い金を出させ予備校に行き、
親に高い金を出させ大学に行くことにしました。
現在の私
大学に合格した記念でIBSを扱う病院に行き、もらった薬のお陰で症状が半分ほどになりました。
過食は今も週3〜あり、その度ちょっと死にたくなりますが、昔に比べたらかなり精神的に安定しました。
これからもこの恥ずかしい人生を思う存分謳歌する所存です。