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自分しか勝たん

私は自分自身が好きすぎる。

友達と話す時間より、彼氏彼女と過ごす時間より
自分の部屋で自分の好きなことをしている時間が美しく尊い。

他人とのコミュニケーションはたしかに刺激的で学びがあるけれど、
ずっと誰かといるのは耐えられない。

私は自分だけの時間を愛している。

では一人の時間は何をしているのかというと、「病んでいる」。
長年メンヘラとして生きてきた私は、意図的に病む時間が必要なのだ。
自分自身と向き合い、反省をし、今後どうすれば良いか考える。

答えはない。病むことが目的だから。

自分のろくでもなさを再確認し、過食をし、吐き戻し、スマホをながめて堕落する。

生産的のかけらもないこの時間が、私に取っては充電になる。
仕方ない、明日も生きるか…となる。

過去の私はそういう生き方をする人間を侮蔑していた。
だってそんなのキラキラしてないし。
過去の自分が、今の私に嫌な目を向けてくる。

でももうどうでもいい。
背伸びして生きてきた結果、私は精神病院に行くことになったのだ。

好きなように生き、好きな時に死ぬと決めた。
頑張らずに生きている私を、私は肯定する。

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