「乱読のセレンディピティ」の簡単なメモ

「思考の整理学」に続いて、久しぶりに読んでみました。
どうしても本を読むとなると、内容をしっかり理解しようと前のめりになりがち。
そんな焦る気持ちをやさしくなだめてくれたような気がします。

「思考の整理学」と被る内容も多く、メモの内容は少なめです。

従僕に英雄なし
人と関わるのは遠方の方が良い
本は買って読むべき
タダより高い物はない
書評は難しい
同時代に評価することは難しく、後世での評価は別物になる
やみくもに手あたり次第本を読む
好奇心に任せて乱読する
悪書は良書を駆逐する
昔は社会主義の本は難解かつ危険故に流行った
隠されているから好奇心がそそられる
義務感はかえって読書から人を遠ざける
学校教育は良書の伝承を目的視したが、結果読書嫌いを増やす結果に陥った
心ある読者、自己責任で本を読む人間にならなければならない
読書百遍、意自ら通ず
難解も読むことで理解深まる
→対象の本を自己化して分かった気になっているだけでは?
著者は読者よりも頭はいいが、絶対的権威者ではない
読んだら忘れるくらいがちょうどいい
読書による知識至上主義になっている
知識は生きる力と結びつかなければならない
知っている内容→アルファ読み
未知の内容→ベータ読み
乱読はベータ読みである
古典は後世の受容によって形作られる
歴史が古典を作る
30年が基準になる
「思考の整理学」も30年経って売れ始めた

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