雨の日も「ぱっ！」とうれしいきもちになれる絵本『かさ さして』
三浦太郎さんの絵本「あかちゃん ととととと」シリーズ。
5月に刊行となった最新刊は、これからやってくる雨の季節にぴったりの『かさ さして』です。
雨がふってきて、かぼちゃのかあさんは「げげげげげ」、もものねえさんは「ももももも」。
でも、ぱっとかさをさして、なんだかうれしそう。
今回も、色あざやかな野菜やくだものたちが登場します。
おくらのきょうだいのかさは、クリーム色とむらさき色、トマトとプチトマトのおやこのかさは、きいろです。
じつは、かさの色は、その野菜やくだものの花をイメージしたものになっているんです。
雨の日もお気に入りのすてきなかさをさせば、気分はうきうきですね。
親子でいっしょに「れれれれれ」、いっしょに「ぱっ！」。
なんど読んでも楽しい1冊です。
◆「あかちゃん ととととと」シリーズ制作の裏側をちょこっとお見せします。
型紙を切って、のりで貼って、下絵をペンでなぞって……とさまざまなプロセスを経てできあがる、いきいきとした野菜やくだものたち。じっくりとご覧ください。
（三浦太郎 さく・え）
＜広告宣伝担当・はな＞
前作刊行の際、三浦太郎さんが制作の様子を動画で撮影してくださいました。線の上をすべる、三浦太郎さんのなめらかなカッターの動きにびっくり！ 「生身の人間の手を通した自然な感じが出るように、ある程度スピードを出して切るようにして」いる、とお話しくださいました。あたたかみがあって、見ているだけで元気になる、かわいい野菜やくだものたち。新作もぜひお楽しみください。
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