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地球の気温が2℃上がると、どうなるの? 絵本『たった2℃で…』
2023年は世界の平均気温が観測史上もっとも高い1年だったということ、みなさんは知っていましたか?
「地球温暖化」の問題が注目されるようになったのは、1985年の世界会議がきっかけだったといいます。
それから約40年。
日本に暮らす私たちも、真夏日の増加や異常気象など、その影響を実感することが増えてきましたね。
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絵本『たった2℃で…』は、2023年10月に韓国で刊行されました。
子どもたちに地球温暖化があたえる影響についてわかりやすく伝えることができる1冊です。
たとえば海。
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海水温が2℃上昇すると……。
「魚の大移動がはじまる。
魚にとって2℃は、人間がかんじる20℃ぐらいの大きなちがいだ。
だから魚たちの移動は、いのちがけなんだ。」
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海の中でなくても、気温が2℃上昇することでさまざまな変化が起きると考えられています。
海岸の砂浜では、ウミガメのメスばかり生まれることになる。
パンダが暮らす山では、食料のタケとササが育たなくなってしまう。
海の氷がへったせいで、ホッキョクグマは獲物を狩ることができなくなる――。
読者は、さまざまな生きものがこれまでどおりに生きられなくなるかもしれない「未来」を、ページをめくることで体験するのです。
韓国では、こんな感想が届いています。
●わかってはいたけれど、深刻には受け入れていなかったそれまでのわたしを反省しました。
わたしの子どもが生きていく地球のために、気候環境問題について深く考え、関心をもたなくてはなりません。
子どもたちと一緒に読むことを強くおすすめします!
――読者の方より
●絵もきれいで内容もやさしくわかりやすく共感できる本。動物が好きな娘は、この本を読んで泣いてしまいました。ゴミを減らしていけるよう、もっと頑張らなくては。
――読者の方より
本作では、地球温暖化を「病気」と表現しています。
病んでいる地球を治すため、これ以上悪化させないために、私たちに何ができるのか。
ひとりひとりの問題として考える第一歩になる1冊です。
小学校1・2年生から。
(キム・ファン・文 チョン・ジンギョン・絵)
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(広告宣伝担当・はな)
この絵本では、地球温暖化を人間の発熱になぞらえて表現しています。私たちも平熱より2℃あがってしまえば具合が悪くなり、普通には暮らせません。「地球温暖化」「異常気象」という言葉にも妙な”慣れ”を感じてしまうこともありますが、この本のページをめくっていると、自分のこと、未来を左右することとしてとらえ直さなければならないのだと感じます。