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【改訂新版】角野栄子さん、田畑精一さんのコンビがおくる、絵本『おみせやさん』が刊行!
刊行当初話題となった名作絵本を、改訂新版でおとどけします!
文は『魔女の宅急便』(福音館書店)など多数の作品で知られる角野栄子さん、絵はロングセラー『おしいれのぼうけん』の田畑精一さんです。
改訂新版から加えられたあとがきには、角野栄子さんご自身がおみせやさんごっこをした、楽しい思い出がかかれています。
11月に開館する「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」でも、本作はならべられる予定です。
本作は、雨の日、外にあそびにいけない「ぼく」がはじめた、おみせやさんごっこのおはなし————
きのうも あめ。
きょうも あさから あめ。
つめたい つめたい あめ。
そとに あそびに いけないし、
おともだちも こないし、つまらない。
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でも こういうとき、
ぼくは おまじないを するんだよ。
「なにかな なにか
たのしい なにか。」
するとね、たちまち いいこと かんがえちゃうの。
そう、きょうは おみせやさんを するんだ。
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ゆかに、いろいろならべて、「ぼく」がまっていると、ふしぎなおきゃくさまが、つぎつぎとやってきます。
雨の日の子どもの心情を、みずみずしく描いた作品です。
32ページ、3歳から。
(かどのえいこ ぶん/たばたせいいち え)