モスフィルム創立100周年なのに
在原業平にあやかったゆるキャラ「ニャリヒラ」は確認できなかったが、業平ゆかりの地を抱える墨田区には「おしなりくん」なるキャラが既に活動しているとの報告があった。押上と業平を合体させた平安貴族のキャラで、ご当地では子供たちに人気だそうだが、隣接区であるわが町内には聞こえてこない。近くても行政区が違うとゆるキャラも出張して来ないというわけだ。活動範囲は全くゆるくないゆるキャラ業界なのだった。
トランプの当選でウクライナ戦争が本当に打ち止めになることを期待したい。もうフィギュアスケートがロシア女子不参加で面白くないったら。技術レベルが浅田真央ちゃん以前にまで後退してるではないか。見る気がしないよ。ロシアよ、早く戻って来い!
そんなロシアの映画祭のご案内です。今年はモスフィルム創立100周年だそうだが、制裁がなければ西側諸国でも大々的にフェスが開催されていただろうに、嘆かわしい。文化に制裁をかけるな、なのだ。ここ日本ではロシア文化フェス委員会が頑張って、二日間の小規模上映会を企画してくれた。タイムテーブルは以下の通り。エイゼンシュタインの古典的名作から、最新のシャフナザーロフ監督作品まで、珍しいラインナップ。是非この機会をお見逃しなく。
-------モスフィルム創立100周年記念映画祭-------
◆日時:11月21日~22日13:00~20:00
◆会場:東京・浜離宮朝日ホール 小ホール
◆主催:ロシア文化フェスティバルIN JAPAN組織委員会
◆入場料:1作品につき500円。
◆上映作品:
【11月21日】
13:00「イワン雷帝」(S・エイゼンシュタイン監督、1944年)
16:30「鶴は飛んでゆく」(M・カラトーゾフ監督、1957年)
18:25「アッサ」(S・ソロヴィヨフ監督、1987年)
【11月22日】
13:00「オブローモフの生涯」(N・ミハルコフ監督、1979年)
15:40「アーシャの幸せ」(A・コンチャロフスキー監督、1987年)
17:40「ヒトロフカ、4ノ印―スタニスラフスキー殺人事件」(K・シャフナザーロフ監督、2023年)