算命学余話 #U59「財をとられるケース」/バックナンバー
金白水清と木秀火明が相生関係の生み出す恩恵の風景だったのに対し、前回余話の組合せは相剋関係による有益性が特徴でした。このように相生関係だから良い、相剋関係だから悪いといった単純な判断では命式を正しく理解できない事例は、枚挙に暇がありません。楽をするとなまくらな人間になってしまう命式や、厳しくすることで磨かれていく命式はたくさんあります。従って、ある1つの判断材料だけで宿命の良し悪しを判断すると、全体像を見誤るのです。要はその命式全体が輝くような人生が送れているかどうかであり