
子どもが置き去りにされていると感じたなら動くしかない
本題に入る前に、以前の投稿が想像以上に読まれていて、びっくりしております。リンク貼っておきます。
子どもが成長すると、反論されるタイミングが訪れるものです。
例えば晩御飯ができたのにスマホを触っていてなかなか食卓に来ない。やっと来た子どもに
"母"
「呼ばれたら、すぐ来なさい」
なんて言う。すると
"子ども"
『この前、お母さんのこと読んだらスマホ見ていてすぐに来なかったじゃん!何で私だけ?』
こんな時に、ごめん!と言えればいいのにそうはいかないですよね。
"母"
「なに言ってるの!あれは大事なLINEを返していたのよ。終わったらすぐ行ったでしょ」
これじゃ納得いきません。
"子ども"
『私、今友達にLINE返してたんだけど。一緒じゃないの?』
ここで、ごめん!と言えればいいですが、まぁヒートアップでしょう。
"母"
「大人の大切と子どもの大切は違う!こっちは仕事のこと。お金に関わること。あなたのは友達関係なんだから“ちょっとご飯食べてくる”で終わりにできるでしょ」
納得いくわけありません。
"子ども"
『それじゃ、お母さんも“子どもが呼んでるから少しだけ待ってください”と返せばいいじゃん』
もう引き返せませんね。
"母"
「あー言えばこう言う!誰に似たの。そもそもね、誰のおかげでスマホ使えていると思ってるの?解約したっていいのよ」
"子ども"
『何でそうなるの?ずるくない?』
まぁ、ずるいですわな。
こういう会話は、まだ解決できるし優しいものです。
ここで気づいて欲しいのは、大人は子どもに対して腕力で物を言える立場であるということです。大人の「言い訳」です。
大人は子どもに対して言い訳ができます。この言い訳は、子どもが置き去りにされていることがあります。
例えば学校に行かない選択をした子どもが日本には約34万人います。その対策の一つに、新たな選択ができる場所(フリースクールなど)や時間と距離を短縮するオンライン(メタバースなど)という方法があります。ありますが、導入は一筋縄ではいかないです。
この様子を子どもたちが見ていたら、きっと『言い訳』している大人に見えているんだろうなと危機感を持っています。なぜ危機感かと言うと、
・そんな大人になりたくない
・大人に頼ったって無理
・結局やらないじゃん
と思われてしまえば、どんなに素敵な提案も乗ってこない可能性が出てくるからです。
一刻も早く子どもたちに手を差し伸べるのならやってみるしかないんです。
あ!ちなみに、これは行政などへの不満ではありません。私へ向けたメッセージです。言い訳すんなよ!と自分に言ってるようなものです。
ゆめとこスクールはオホーツク地域で初めての通信制高校サポート施設とフリースクールを併設した場所となりました。フリースクールも最初に立ち上がっています。
あったらいいな!の声はたくさん聞きました。ただ、やる人がいなかった。踏み出すまでに時間がかかった。でも、子どもは待ったなしです。大切な時間はどんどん過ぎていくんです。子どもを置き去りにしたくないんです。
あったらいいなとか言うな!とは思いません。様々な事情があるでしょうから。ただ、子どもには関心を持ってください。予想ではなく現状を知っている人から直接聞いてください。可能ならちょこっと力を貸してください。
子どもは見ています。大人が何を言い、どんな行動をしているのか。そして、大人が発している「言い訳」には敏感です。
子どもを置き去りにされないことを前提に、継続できるような大人の努力をこれからもコツコツと続けていこうと思います。
あなたは言い訳はしていませんか?
どろんこの活動に興味のある方はこちらからご連絡ください。