おりす

ちらしの裏。

おりす

ちらしの裏。

最近の記事

今年読んだ本

【1月】 「モンテ・クリスト伯4」アレクサンドル・デュマ 「モンテ・クリスト伯5」アレクサンドル・デュマ 「モンテ・クリスト伯6」アレクサンドル・デュマ 「モンテ・クリスト伯7」アレクサンドル・デュマ 「私が大好きな小説家を殺すまで」斜線堂有紀 【2月】 「物語フランス革命」安藤正勝 「ナポレオン時代」アリステア・ホーン 「ナポレオン 最後の専制君主、最初の近代政治家」杉本淑彦 「ナポレオン言行録」オクターヴ・オブリ 【3月】 「図説ナポレオン」松鷹明

    • 【妄想旅行記②】果ての港

      昨日、わたしは最果て島へ行った時の話を書いたが、これはその続きである。散々な目に遭いながらも最果て島に辿り着き、そこで世界の果てを見て孤独な感傷に浸りたいような気分を吹き飛ばされてしまったわたしは、港にもうしばらく滞在することにしたのだ。 宿を見つけ街に出たわたしが最初に向かった場所は街の魚市場だった。港町と言えば魚市場という気持ちもあるにはあったが、なによりわたしはあの島で食べたセキトウウオの味を忘れられずにいたのだ。ここはあの島からほど近い港だからと小さな期待を胸に抱い

      • 【妄想旅行記①】最果て島

        ふと、この世の果てが見たいと思った。きっかけはそれだけで、ある日唐突に鞄に数日分の着替えとカメラだけ持って飛行機に飛び乗った。向かった先は”最果て島”と呼ばれる島だ。島民は100人に満たず、緯度が高いため気候も厳しい。それでも短すぎる夏にはそれこそこの世のものとは思えないとても美しい景色が見られるのだとか。最も、わたしが向かったこの季節は日が短くなって常に薄曇りの空らしいのだが。 羽田から飛行機を乗り継いで数時間後。わたしは果ての港にいた。島に空港はないので、ここからは船で

      今年読んだ本