フジモトマサルさんが好きです

 泥棒猫です。

 イマジソさんの記事でフジモトマサルさんの本が出版されていたことを知った。イマジソさん、勝手に引用させて頂きました。ありがとうございます。

 早速購入した。届くのが楽しみだ。

 検索をかけたら、あの林さんのnoteも発見した。フジモトマサルさんにも安西水丸さんにも会っているなんて、林さんすごいです。

 お二人ともカッコよくお酒を飲まれるのか。そうだろうな。

「長めのいい部屋」私も大好き。

「夢みごこち」は少し怖くて、これまた大好き。

でも一番好きなのは「ウール100%」。

 特に好きなお話。主人公の羊のドリーさんが部屋でくつろいでいるときに消防車のサイレンの音が耳に入る。意外に近そうで、ボーイフレンドのつむじくんが心配になるドリーさん。つむじくんに電話をかけてみるけど、つむじくんは出ない。ええい、行っちゃえ、と火事現場へ。ビルが大火事だ！また電話をかけるドリーさん。「お願い、電話をとって」携帯を耳に当てながらビルを見上げると・・・。「仕事中に電話しないでって言ってるでしょ」とハシゴ車の上で電話を取る消防士の羊。それがつむじくん。

 クスってなる。

 ドリーさんの顔がめちゃくちゃ可愛い。

「だって心配なんだもん。」だって。

 そうだよね。女性はそうゆうとこあるあるあるある。

 それをこんなに可愛く描けるのが鋭い。クスってなったあとで、そうだ、私も似たようなことやっちゃう。と思い当たり、冷や汗タラー。

 めんどくさい女はときに可愛い。

 それは普段きちんとしているという担保あってのことだけど。