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なにもきかずに横顔でわらって~1989年のデート事情~

 泥棒猫です。

 林伸次さんのnoteを毎朝楽しみにしている。

 今朝の記事、「かつてデートと言えば映画と喫茶店だった」と言うお話を読んで私もいろいろ思い出してみた。

 そういえばアラフィフの私にとってのデートは(地方在住だしね)ドライブなんですよ。ね?同年代の皆さん。


 だから郊外にたくさんデート向けの喫茶店というか今でいうカフェ?があった。休みには、そこを目指してドライブデート。二人で車の中にいるだけで良かったんだよね。だから早く着く必要もなくて、わざと高速道路使わずに下道(したみち、と読みます。これって方言?)通ってみたりね。


 だって、当時の音楽もそうだもの。

「横顔だけで 送るよと言うの 激しいワイパーの向こう」

であり、

「ゆるいカーブで あなたに倒れてみたら 何もきかずに 横顔で笑って」

であり、

「いつもブレーキランプ 5回点滅」

でもあり、

「助手席になじんだ身体のライン 明日からあの娘が 脚を組むのね」

であったのだ。


すぐわかった方、素晴らしい。

「オレンジの河」「埠頭を渡る風」「未来予想図Ⅱ」「硝子のプリズム」ですね。名曲です。


 そう、「何でもないようなことが幸せだった」のですよ。ロードですよ。

 CAR RADIO流れる 切なすぎるバラードが 友達のライン壊すこともあるのだ。愛が止まらないのだ。



 だから当時の地方女子には、彼氏は自分の右にいる横顔がいちばん印象に残っているんじゃないかな。いい時代だな。


 昨年末に、YouTubeである方が言っていた。

「ノスタルジアに浸るのは、とてもいいストレス解消法だ」と。

一見後ろ向きのようだけど、実はとてもリフレッシュできるのだと。


 おうちタイムで昔の音楽、映画、ドラマなんかを楽しむの、いいよね。

 

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泥棒猫/ing ing ing
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