刺さる言葉。メンタル強め美女白川さんより
泥棒猫です。
この連休は、本を読みまくりたい。そして徒然なるまま面白かった本をnoteに綴る。
漫画のジャンルを分けるのはなかなか難しいのだけれど、美容に関するものはとても多くて、一大ジャンルとして括っていいよね?
私がこのジャンルの漫画で最初に触れたのは多分、安野モヨコさんの美人画報。
今調べたら絶版なの?スゴーくいい本なのに。
・・・が!初版は20年くらい前だった。もうそんなに経つのか。愕然とするなあ。美人画報で紹介されたコスメをいくつ買ったことか。ここで紹介されたダイエット法もほとんどやってみたし、手作り石鹸も真似して作ってみて、一時期ハマった。イラストがきれいで可愛いのはもちろんのこと、美容道というか女性性について相当影響を与えてくれたのよ。
20年以上って。
今読んでも全く古びない、おすすめの本なのになあ。大切にしよ。
私と同い年の伊藤理沙さんも好き。
肌断食は今も真似してる。「ズルするために一所懸命」はみんな共感するわ。伊藤理沙さんの本は全部大好き!
漫画ではないし、美容だけでもないのだけどもう一冊。山内マリコさんの本も読みすぎてボロボロになっちゃった。イラストも素敵なの。
進藤やす子さんもほとんど持ってる。
そうか。私、誰かが買ったものにすごく惹かれるんだわ。
何を買うか、というのは哲学だ。素敵な人は素敵なものを選ぶ。それを知りたいのね、私。
そして最初の美人画報に話を戻す。
この中で安野モヨコ先生はあるエピソードを語る。※ロンパース姿の自画像が可愛い
ある日、カフェで美人の友人とお茶していたときのこと。その美人の友人はグラスの氷を見て「キラキラ光ってきれい。ずっと見ていたい。」と言う。それに対して自分(安野先生)は向いのカップルの男の面白さを観察していて、ハッとするのだ。
「美人は美しいもの、可愛いものを見てますます美しくなり、私はそんなものも見ず面白いものにアンテナを張っている。美人との違いはここかー!」と。
そうなのだ。私達は選んでいるようで、一番強く目を引く情報にすぐ引きずられる。だから悲しいニュースや腹立たしい出来事から目が離せない。だけど世の中には、特に日本のいまこの時代には有難いことに美しいもの、可愛いものはゴマンとあり、そこに目を向ければいいだけの話。ところが、それには強い意志がいるのだ。キッパリと、私は美しいものを見る!と決めなければ。そうゆう強い意志。
そんなとき、Amazonのオススメで上がってきて気になりポチったのがこちら。
すごーく良かった。最後ホロリときた。
刺さる言葉がたくさん。
「誰かの評判を下げたからって自分の美しさが増すわけじゃないのに」
「今このドレッサー、全部自分のものだもんね」
「笑われてもいい、バカにされたっていいから、仲良くしたい人は自分で決めるんだ」
「私たちの心と身体は スポンジと生クリームなんかでできてない」
「『キライ』を伝える人がいるなら、私は『スキ!』を伝える人になる」
「他人のネガティブな思いなんて気にするだけ時間のムダだと思ってた。それは今も変わらないけど、知らないうちに誰かを傷つけてることもあるかもしれないな」
などなど。
白川さん以外の登場人物もいい。
そして私の結論。女であることは楽しい。この世界は可愛く美しいものに溢れている。
さてと。これから美人画報を読み直し、美人画報ハイパー、ワンダーへと続こう。