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「ヒトコブラクダ層ぜっと」を読了
泥棒猫です。
3日間かけて、万城目学『ヒトコブラクダ層ぜっと 上・下』を読了。
最近、読書スピードがかなり落ちていて、休みの間に読み終わるのは無理かな?と懸念していたんだけれど、そこは万城目ワールド。上巻の半分ぐらいから一気に加速して、下巻はほぼ昨夜で読み切った。
三つ子にそれぞれの特殊能力があり、助け合って望みをかなえる。
超絶簡単に略すとそういうお話です。
中国窃盗団に始まり、イラクから来たCEOだの、陸上自衛隊だの、そしてPKO、アメリカ海兵隊、とスケールは世界へ。そして最終的には神話、かと思いきや宇宙・・・・。オリンピックを目指したり化石発掘。って読んでいないと、なんのこっちゃ??なんだけど。そして、読んでも、なんのこっちゃ??なんだけど。
たまたま最近YouTubeの「中田敦彦YouTube大学」でメソポタミア神話を見たばかり(まったくの偶然)だったから、余計にすんなり頭に入ってきて、ワクワクと読み進められた。
読書にも偶然の出会いというか、シンクロニシティがあるんだなって感じたりもした。
ちなみにあっちゃんの神話シリーズ、すっごく楽しいです。
とにかく男子のかわいらしさが大爆発。
そうそう、3年前に自衛隊のイラクでの日誌問題(稲田防衛大臣が辞任したりの騒動)があったときに「自衛隊イラク日報」も読んでいたので、ますます親近感があったのかも。
私、日誌や日記って好きなんですよ。特に異業種の。
ヒトコブラクダ層ゼット。
すごく愉快な小説です。2巡目読もうかな。
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