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つれづれ

本日12月3日はオジー・オズボーンの誕生日らしい。
74歳、パーキンソン病を発症しながらもいまだに現役である。

毎日22時前後に寝るようになった。
毎日5時前に目が覚めるようになった。

夜の寝床スマホをやめてみれば、すんなり眠れるし起きれるようになった。
生み出せた朝の時間で何やら書く。
「千人伝」の続きだったり、週一ペースで書いていた「音楽小説集」が三日に一度になったり、昔書いて投げ出したままの文章の続きを書いたり。

Twitterで断片的なものも書いたりしてる。
原稿執筆に悩む夏目漱石の元に、酔っ払った森鴎外が訪ねてくる話だとか。
読んだばかりの本の感想を書くのではなく、その本から影響を受けた断片的な文章を書いたり。

Noteはどうかというと。
あまり読めていない。
一日百ページペースの読書を続けていると、ネットではあまり文章を読まなくなった。いや、気軽に書かれた文章以外はしんどくなった、というべきか。

中島らも「今夜、すべてのバーで」の終盤、医者が言う。「その二十年をくれてやれよ」。亡くなった十七歳の少年の前で。アルコール中毒で肝硬変寸前になり入院している主人公が、夜の街に酒を呑みに抜け出す。帰ってくると親しくしていた少年が亡くなっていた。二つの事柄に因果関係はない。しかし自制心の緩いアル中が生きて、本人に責任のない病気に全身を侵されて死んでいく少年がいることを、医者は許せない。主人公と少年の年齢の差と、主人公がまだ生きられるであろう年月を足した二十年を、少年にやれ、と無茶なことを言う。二人は遺体安置室で薬用アルコールを呑んで酔っ払いながら殴り合う。

仕事中、一人になった時間に上記の場面を何度も頭の中で反芻していた。

無職期間が長かったために、いよいよ我が家の経済が破綻する。今の仕事は定時であがれるし、慣れてきて疲労度も減ってきたが、給料は高くない。

書いている場合じゃない時に限って、どんどん書きたくなってくる。


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泥辺五郎
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