終身雇用がなくなった今、企業と従業員の新たな忠誠心のカタチ
皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。
■ドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます
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今回は『社内における新たな忠誠心のカタチ』というテーマでブログを書かせて頂きます。
ひと昔前であれば、一般企業では終身雇用が保証されましたが、ご存知の通り、最近では日本を代表する企業の経営者が『終身雇用を守るのは難しい』と公言し、終身雇用が企業と従業員の忠誠心に繋がるということはほぼゼロに等しくなりました。
また、美容師、料理人などの職人業と呼ばれる仕事は、技術を教える師匠と教わる弟子という師弟関係が「忠誠心」を生んでいましたが、法人化したことによって、師弟関係だから… という理由も成り立たなくなりました。
そんな現代においては、進化した企業と従業員との忠誠心を育む必要が出てきたのではないでしょうか?
書籍「ザ・ドリーム・マネージャー」の中で、著者マシュー・ケリーはこのようなことを言っています。
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新しい忠誠心の土台となるのは、社員と会社がお互いに「自分の理想を実現する」という目標を理解し合うことである。「フォーチュン」にランキングされている働きたい企業リストをよく見てほしい。
それらの企業はより大きな収益を求めて奮闘し、成功しているが、働きたい企業として選ばれている基準に目を通せば、社員がよりよい自分になれるよう促しているかどうかが問われているのが分かるだろう。
そこに選ばれている企業はみな、社員が個人の理想に近づけるよう手を貸せば、会社も必然的に理想に近づくことになると信じているのである。
そうした企業には、かなり進歩した形の忠誠心が芽生えているのが分かる。
社員のプライベートな目標、夢に協力すれば、今度は社員が自社の掲げる目標を達成しようと情熱を燃やしてくれることを会社側は理解している。
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社員と経営者側が「お互いの理想を実現する」という、新しい忠誠心が生れれば、経営者と社員の間の隔たり、対立意識はなくなり、協調精神が生まれてきます。
仮に、会社が自分の理想を追求する社員の邪魔をすれば、社員も意識的にせよ無意識にせよ、会社の掲げる目標に反発し、結果的に会社の理想の実現を阻むことになります。
会社、経営者が掲げる目標と、社員のプライベートの夢、目標は全てがイコールにはならないとしても、社員のプライベートの夢、目標に対して、会社が協力することによって、「お互いの価値を高め合う」という関係性が芽生え、それが新しい忠誠心のかたちとなっていくでしょう。
社員の理想と企業の理想は、実に密接にリンクしているのです。
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