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夫@ASD受動型さんの愛情の示し方

体調が思わしくなく、勤務中の夫に
ラインをしました。
当直明けに病院に連れて行って欲しいと
お願いしたのですが、既読になったのは数時間後。
それは良しとして、返事がないのです。

普通(笑)だったら、大丈夫?とか、
家事はしなくていいよ、とかなんとか言うよね~
スタンプ1つでいいのにさ~(妄想)
はいはい、いつものことだよね、と自分を
慰めつつ、モヤモヤしながら寝苦しい夜を
すごしました。

翌朝、いつもなら10時前頃には帰宅するので、
すぐ病院に向かっても充分間に合うのですが、
10時になっても10時半になっても帰って
こないのです!
ラインは既読のまま連絡もないし、だんだん
具合も悪くなってきました。
薬が切れるのに、土曜日で病院は午後診がなく、
11時半の受付終了時間に間に合わない!!
不安が炸裂する5秒前。

「ただいま~~大丈夫~~?」
帰ってきました。大きなスイカを抱えて。
???
冷蔵庫に入らないので、バケツに氷水を張って
スイカを冷やしています。
(なんで今スイカなんよ!時間ないやん!!怒!!!)
心の声を何とか抑え込みました。←偉いぞ私!
「病院は?」
「すぐに出るから用意して!」

病院は滑り込みセーフで何とか間に合いました。
帰宅後、二人で冷えたスイカにかぶりつきました。
夫は自慢げに、これを買うのに何軒も
はしごしたと。
私にどうしてもスイカを食べさせたかったんだ
そうです。

きっと私のラインを見て、
暑いから冷たいスイカを食べたら
元気になるかもしれない!
どうしてもスイカを食べさせたい!!
という思いが頭いっぱいになって、
私がラインの返事をジリジリと
待っていたことなんて、思いもよらない、
まるで宇宙の彼方のお話だったのでしょう。

スイカはよく冷えて、とてもとても甘かったです。



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