④婚活への道 古傷が痛んだ日
車中での話もだんだん雲行きが怪しくなってきました。
前の妻はキ〇ガイだっただの、職場の上司が
嫉妬深く、才能も無いのに笑わせる、など、
時折笑顔になりながら、口調も穏やかなので、
その時は?となりながらも、感情が停止して、
当たり障りなく受け答えをしていたと思います。
しかし、後で思い返せばとんでもないことを口に
されていました。
おしゃれな洋菓子店に寄ってケーキを調達し、
着いたご自宅は、庭にバラが咲き乱れる瀟洒な
白壁の洋館でした。
中に通されて室内を見渡すと、インテリ