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【折りたたみ】モバイルキーボードについて考える

まえがき

モバイルキーボードが必須の生活をしています。

ポインティングデバイスが一体になっている折りたたみ式のキーボードが理想だったんですが、色々試して思うようなモデルに出会えずにいました。
結局一体型は諦め、割り切ってモバイルマウスを併用することとし、昨年夏にMOBO Keyboard 2を購入していまに至ります。

MOBO Keyboard 2はたいへん使いやすくて、現状自分にとっての最適解と思える選択でした。軽量で打鍵感がよく、キーピッチも通常の60%キーボードと同等。折りたたみ式にありがちな不自然な分離感もありません。

これ以上はない。これが最良だ。MOBOを使っておけば間違いない。
そんなふうに、割と意識的に思考停止していたんですね。キリがないから…。
でも出先で作業するたび、心の奥でいつも煩わしく思っていました。「マウスが邪魔」と…。


MOBO神話の瓦解

テンキー付きのMOBO Keyboardに遭遇

そんな最中、先日ビックカメラ札幌店にて、目を疑うようなキーボードを見つけてしまいました。

サンワサプライの「SKB-BT35」というモデル。折りたたみ式のテンキー付きキーボードです。
いやお前…。

MOBOだろ!!

この日自分の MOBOも持ち歩いていたんですが、売り場で取り出すのも憚られたので、隣に展示されていたMOBOと比較してみることに。

はい、MOBO。
ヒンジの作り、筐体の素材、厚みに至るまで完全に一致しています。ペアリングが2台までのところや、USB-Cポートの位置も完全に同じ。
横幅は一回り大きいんですが、縦幅は変わらず。キーボード部分のサイズは MOBOとまったく同じで、右側の折りたたみ部分がテンキーになっています。すごい。テンキー付きのMOBOだ。

これを見つけた瞬間、自分の中にあった「MOBO神話(のようなもの)」が瓦解しました。
思考停止していた流れで、なんか勝手に「MOBOは孤高の存在」と認識していたんですよね。「自社で金型から作ってる職人気質なブランド」という。ちょっと高いし。
でも他社から同系のモデルが出ているということは、つまるところMOBO  Keyboard 2もOEM品なんでしょうねと思い至った次第です。いやブランディングがうまい。実際モノもいいし、それでMOBO Keyboard 2の価値が下がるということはないんですが。でもここで思考停止する必要はなかったなと気付かされ、また別の希望が生まれました。

テンキー付きがあるんなら、MOBOと同等のクオリティでトラックパッド付きのモデルもあるんじゃね??

トラックパッド付きのMOBO Keyboardに遭遇

で、隣を見たらあった。

Owltechの折りたたみ式ですね。これもMOBOと重ねてみたら、やっぱりヒンジと素材、厚みが完全に一致。

MOBOだろ!!(二度目)

MOBOより一回り小さくて、一列少ない5列キーボードになっています。右側の折りたたみ部分がトラックパッドになってる。
USBがmicro-Bなので、ちょっと古い製品なんでしょうね。ペアリングも3台までと、 MOBOと少し仕様が異なります。あとはOwltech独自モデルの特徴として、背面にスマホスタンドが付いてる。

なんかこれに似たやつを見かけたなーと思ってAmazonを探したら、ありました。iCleverのこれと同じですね。

やっぱりちょっと古いモデル。いまからmicro-Bは厳しいな、と思っていたら、新しいモデルがあることに気づきます。

おわりに:iClever BK18を注文しました

という訳で、 MOBO神話瓦解からの「iClever BK18を注文したよ」というお話でした。

USB-C充電、(たぶん)MOBOクオリティの筐体、トラックパッド付き、ペアリング3台まで。読み通りなら、限りなく理想に近いモデルです。
欲を言えば、もうちょい大きくていいのでキーピッチをあと2ミリでかくしてほしかった。たぶんちょっと小さいんですよね。でもトラックパッド付きでMOBOより小さくて軽いので、トラックパッドが使い物になるようなら最高だなと思います。
いまいちだったらMOBO+マウス生活に戻る。

到着したら検証して、順次追記予定です。ご期待ください。

追記:iClever BK18を買いました

結論から書くと、これはMOBOじゃない。

めっちゃ細かいんですが、ヒンジの形状がちょっと異なる
基本的な形状はいっしょなんですけどね。実際のところはどうなんだろう。謎が深まる

とは言え、非常にいいキーボードだったので、うれしくなってしまって個別に記事を書きました。

よろしければこちらもご覧ください。


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神宮カミト
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